2017-12-29

今宵のジョーバビクス。

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-吉田「ヒメゴトガジェット」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799211045
話○ 抜○ 消小 総合○

その存在を周囲から隠しつつ授業中に堂々とオナニーを敢行する同級生女子に誘われ衆人環視のなかで公開校内ファック本編&描きおろし後日談+独立短編7本。現世でも異世界でもとびきりキュートな女の子たちが突き抜ける快感に我を忘れ膣内深く特濃ザーメンを打ちこまれてアヘアヘ昇天の破廉恥きわまりない光景を読み手の脳裡へ絨毯爆撃する作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
創刊当時のハード凌辱ファンタシー専門誌という趣から最近はすっかりオモシロ設定見本市の雑食エロスてんこ盛りとなったこの版元の看板雑誌「コミックアンリアル」で駆け出しのころから堅実な活動を続ける人。2014年9月に発売されたこの人の処女単行本「子種フルインストール!」は当ブログで毎年実施する年間エロ漫画ベスト10で2014年度第8位にセレクトしたほどのナイスな1冊だ。そんな彼がじつに3年ぶりとなる2nd作品集を送り出すというのだからこれはどうしたって購入せずにはおれないわけですよ。
泥くさいのから萌え萌えのまで、リアル寄りありぷに系ありとアンリアル執筆陣はじつに絵柄のヴァラエティが豊富だが、この人のそれは明確にカワイイ方面。スッキリまとまったアニメ/ゲーム系のタッチはたいそう訴求力の高いもので、このまま一般誌へラノベやアニメのコミカライズ担当として拉致されかねない。初出を確認すると2014年末~直近にかけてのアンリアル掲載分と若干ワイドレンジでありそのぶん作画の新旧差もハッキリわかる部類だが、これはいっとき他社でもアクティヴにお仕事していた時期があり飛び飛びの執筆になったのも仕方のないこと。いつもどおり出版社提供の単行本紹介で大量のサンプル画像を参照可能なので、気になる方はそちらを一瞥したのち購入可否を判断するのが吉。
登場する女子は掲載媒体の関係で吸血鬼やゲームキャラなど人外さんも多いものの、人類換算すればおおむねハイティーン~10代ラスト近辺の黄金世代か。みなさん愛らしいフェイスでいながらボディの方はご立派に育った魅惑のプロポーションで、それに加えエロ漫画の登場人物らしく大ぶりでピンと屹立した乳首やいやらしく蜜を帯びた肉厚のビラビラなどエロパーツ描写がやたらと扇情的なのが特徴。ここ1年くらいは顔の描き方がかなり面長になって大人女性はともかくティーンズを描くのには不向きになりつつあるのは不安材料だけど、そこはまあ俺のような一読者が口出しできることではないので。
全体としては和姦中心ながら後味ビターな凌辱ものや問答無用連続レイプなどエグいのも混入していた前作に対し、今回は明るく楽しくちょっとアホの明朗快活エロコメに路線を統一。普遍的な1on1の合意エロを主軸に据えつつ認識消去や精神支配などいかにもアンリアルらしい非現実要素を随所にぶちこみ行為を盛り上げる。ほんのわずか総ページ数も増えお話運びにも余裕が出て、魅力的なアイディアをグイグイ牽引してはスムーズに濡れ場へつなげられるようになった。
清純な美少女がこんなにもエロエロに……という成年漫画おなじみのギャップ萌えをすこしふしぎ設定でいっそう強化しヒロインは濡れ場で極端なくらいの豹変アクメ顔を披露。おっぱいまろび出し&まんこおっ広げのはしたない構図を多用し性器どうしの真剣勝負を執拗な結合/断面描写で活写しながらおにゃのこ連中がド派手に液汁まき散らし幾たびもザーメン斉射されて絶頂のあられもない姿を大量投下だ。とりわけオーガズム間近で怒濤のごとくくり出される手書きのエロ科白マシンガン連射は白眉で、日本語にならない咆吼を四方八方にばらまきながら白くねばつく液体をゴボゴボ音を立てつつ大量に叩きこまれイキ狂うさまに股間の昂ぶりがおさまらない。
無邪気な笑顔の少女もいざ男根を前にすればたちまち秘所をしとどに濡らし発情モード。自分からイチモツにしゃぶりつき舌技を駆使して第1ちんこ汁を確保だ。その間もニップルをいじくられ肉ヒダをこじ開けられてだらしなく愛液たれ流し準備万端。待ちきれず自分から挿入をおねだりする彼女のリクエストにお応えしてゴリゴリ内奥を突き上げるとたちまちケダモノじみた嬌声が周囲に広がる。粘膜も破けんばかりに往復運動をくり返すたび柔肉できゅんきゅん締めつけながらお口はわわわエロワードドバドバの光景に興奮しきり。いよいよ感極まり超高BPMで放送禁止用語をまき散らすドスケベヒロインの子袋いっぱいに濃厚漢汁の原液を滝のごとく流しこみフィニッシュ。
デビュー作に引き続き軽妙なストーリーテリングとコテコテストロングエロスとの幸福なマリアージュを堪能し愚息もご満悦だ。ただ先にも述べたけどヒロイン造形が近ごろキュートネス減退方向へ振れているのが若干気がかりで、変顔炸裂アクメ描写もこれ以上はやりすぎの領域に突入するかも知れない。そうは言いつつも依然新作が待ち遠しい作家であり、けっこうな数を描いているはずの他社分も含め次なるコミックス刊行を楽しみにしている。このたび収録のお話たちのなかでは、スットコポンコツな吸血鬼っ娘と彼女の言動にあきれぎみの一般人男子とのマヌケな漫才を楽しみつつ魔物まんこへハードに中田氏「ヴァンパイアのヴァニラさんが灰になっちゃいそうでヤヴァい」と、レアカードから飛び出てきたドエロいモンスター女子の手引きで童貞喪失&覚えたてのセックスに没頭の「[SR]宵闇の姫騎士 ナズナ」が私的ベスト物件。

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