2017-12-17

本年度のデスマーチ。

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-テツナ「可愛い子と即ハメする権利」ヒット出版社 ISBN:9784894657434
話△ 抜○ 消小 総合○

品性下劣キモデブニートがひょんなことから与えられた特権をフル活用し日本中の女子にナマ中田氏し放題長編4話+独立短編4本。相手の意志などおかまいなくいたいけなヒロイン連中を問答無用で押し倒し朝から晩まで種つけ三昧という全男子の秘められた願望を堂々と具現化の作者最新刊は通算3冊めのコミックスだ。
ラヴラヴからガチレイプまで、はたまたロリっ娘から熟女まで全方位外交のエロ総合誌として昨今貴重な存在の「COMIC阿呍」は新人育成にも熱心で、2014年に上梓された初単行本「二次元彼女」で颯爽とデビューを果たしたこの人も現在はすっかり同誌のレギュラーとして定着。そう言いつつ自分は当ブログで処女作をレヴュりながら去年4月に刊行の2冊め「強者の楽園」は購入をスルーしてしまいまことに申しわけない限り。そんなわけで今回の新作リリースを機に再度挑戦してみる次第である。
オーソドックスな一般青年誌系のタッチを基調に据えつつ現代エロ漫画シーンの潮流を適度に取り入れたキャッチーな絵柄が従来からの武器。後述する作品傾向の変化もあり、デビュー当初に比べいささか絵ヅラのコッテリ感が増した印象だ。どういうわけか収録作の初出が記載されていないのだがおそらくは直近の阿呍掲載分のはずで筆致は安定。例によって出版社直営サイトにある新刊情報ページからサンプル画像がおがめるので、店頭見本を閲覧できない環境の方は先にそちらのチェックを。
このたびぼくらの股間に奉仕してくれる女性陣はJKあたりを中心にちんまい娘あり大人のオンナありと以前よりワイドレンジに。造形としては明確にキュート寄りであり成人済みの職業婦人でさえティーン同然のあどけない顔立ちなので熟女大好きっ漢は回避で。昨今おっぱいのインフレが進むこの業界にあっては巨乳ヒロインでも比較的つつましい張り出しゆえ、ほどよいサイズのバストをお望みの方にはうってつけといえよう。
1冊めからハッキリ変わったのがストーリー面。これは前作からそうだったのだけど、当初は和姦/凌辱どちらもこなしていたのが途中からレイプものばかりに変化した。阿呍編集部はオールラウンダーの作家に対してもある程度作風を固定化させたがる傾向があり、それがテツナの場合には強姦輪姦路線というわけ。ことに唯一の続きものである冒頭長編「社会貢献するかわりに国中の女で性欲処理したった(笑)」はそのふざけたタイトルが物語るとおりの勧悪懲善レイプ絨毯爆撃で、体内の特殊な抗体を国へ提供するのと引き換えにあらゆる女性を好き勝手に凌辱できるという役得を手にした主人公が悪行の限りを尽くす。後半の読み切り群も1本だけスウィートに締めくくるのを除けば弱みにつけ込み暴行だの純真無垢な少女を性奴隷化だのの同工異曲なノリなのでイチャラヴ好きは絶対に近寄らないこと。個人的には昔描いていた明朗快活ちょっとアホのエロコメも好きだったのだけど、このようにテイストを明確にしてある嗜好の方々へジャストフィットする物件を供給する方が商売としては正解なのかも知れない。
凌辱仕立てとしたことで導入などろくにないまま本番へ突入することが可能となり、エロシーン密度は相応にアップ。1本だけ20ページ未満の作品があるほかは24-28ページの潤沢な分量で、犠牲の羊たる各回ヒロインを精根尽き果てるまで犯し続け執拗に膣内射精しまくる凄惨そのものの濡れ場は圧倒的な迫力だ。前半の長編は手当たり次第に女体回転寿司、後ろの方は基本的にタイマンエロスといくらか様相は異なるものの、華奢な肢体を好き放題にいたぶられたのち強引に怒張をねじこまれ遠慮会釈なくナマ中田氏のスタイルは不変。必然的に少女らは快感にあえぐというより恥辱と苦痛に満ちた得も言われぬ表情となり、密やかな人権蹂躙願望をお持ちの諸兄にはたまらない光景だろう。
絶対に逆らえない権力に屈し、あるいは奸計の隘路へ追いつめられて、少女らは好きでもない男の前で身体を開くハメに。汚れを知らぬボディを薄汚い指や舌先で好き勝手にまさぐられ苦痛のあえぎを発したとて救いの手はどこからも差し伸べられない。運命を甘受し抵抗をあきらめた彼女の純潔が容赦なく奪われたその刹那、破瓜の傷みに悲鳴をあげ涙する姿が哀れを誘うとともに下劣な嗜虐心をも刺戟する。ゴリゴリ内奥を突き上げられ屈辱的な体位を取らされながら休みなく精液を注がれ続けついに子宮の許容量をオーヴァーした白濁がゴボゴボと膣口から逆流するまで凌辱の儀式は止むことなし。
当初のバラエティ豊かな作劇がガチレイプ一辺倒となって逆に訴求対象は絞られピンポイントな需要にお応えすることが可能な1冊。雑食の自分としては単純にエロ密度が増したのはうれしいけど凌辱以外も読みたい気持ちは残っているので少々複雑な気分。そうはいってもこの路線でセールスが好調であるのなら生計を立ててゆくのにはむしろ喜ばしい話なのだし、今後ともドエロい作品をコンスタントに量産していただければノー文句でございますよ。今回の物件たちのなかでは、他のストロング凌辱調教ものと終盤まで同じ経過をたどりつつもラスト附近で大どんでん返しを図ったトリッキーな短編「長谷川さんは年上好き」が私的フェイヴァリット。

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