2017-10-09

本日のユリノミクス。

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-高城ごーや「ろりっ娘ムラ勃起こし」ティーアイネット ISBN:9784887746640
話◎-○ 抜○ 消小 総合○

過疎に悩む村落を活性化すべく東京から招かれた主人公は調査のかたわらキュートなちびっ娘たちと次々に関係を結び長編4話+独立短編1本。稀代のおしっこマスターが今回も明るく楽しく変態ティックにLOVE&PISSを謳いあげる作者最新刊は通算7冊めのコミックスだ。なお今作はついに某密林の内規に引っかかったのかそちらでの取り扱いがないので、書誌情報のリンクはまんが王へ。
ラヴリィな作画でもって誰も思いつかない奇抜なプレイをおもに尿方面に特化してお送りする日本エロ漫画界の至宝ともいうべき存在で、これだけ偏った題材ばかり手がけながら毎年のように単行本をリリースできるだけの確固たる支持を得ているという事実がこの業界の豊穣さを象徴しているのだと感じる。デビュー時から現在まで作品産出ペースはきわめて安定しており、前作「私のおしっこ不文律」刊行から1年少々の平常運行で新作をリリースだ。
普遍的なアニメ/ゲーム系の絵柄は若干のザックリ感を残しつつ滑らかに洗練された非常に訴求力の高いもの。後述するように今回はヒロインの年齢設定も併せこれまで以上にカワイイ方向へ振ってきた感じ。例によってこの出版社は収録作の初出を書いてくれないのでググってみたところ、冒頭連作はすべて今年、巻末の短編のみ2014年と直近原稿ばかりゆえ作画品質は折り紙つきだ。いつものように出版社サイドの単行本情報ページで内容見本がたっぷりおがめるので、近場でサンプルを手に取れる環境のない方はぜひ参照を。
今回は既刊といささか趣向を変えてきた点があって、そのひとつがヒロインの年齢設定。というのも長編作に登場する3人の抜きキャラすべてがロリっ娘なのだ。読み切り作品にこれまで多数派だったおっぱいJKが1名登場するとはいえ、画面のほとんどが貧乳女子に占拠されるのは従来なかったこと。薄い本では以前からつるぺたメインだったらしいのだけど商業誌でもょぅι゙ょを前面に押し出したのは心境の変化か編集側からなにか助言があったのか。ともあれ頭でっかちのプロポーションに凹凸の少ないトルソ、華奢な四肢や視界をさえぎるなにものもないスリットなど完全無欠のニンフェット目白押しの光景に全国8000万のロリ漫画スキーもニッコリ。
収録コンテンツは大まかに二分され、巻頭からの大部分を実質的な表題作にしてロリっ娘ラヴラヴハーレム長尺もの「限界集落にて…」、最後尾に受験生カップルのおしっこ体感学習短編「尿な修行でお勉強」の構成だ。後者はいつもの高城ごーや印なのでさて措くとして、テイストもこれまでと若干趣を異にした前者を中心にクローズアップ。
東京からもの寂しい山奥の集落・浦川村へと足を踏み入れた青年・宮内陸夫。依頼を受け村おこしを手がけることとなった彼は居候先の姉妹・霧島ほのか/みのりと特産物探しに出かけ、そこで見つけた謎のキノコの催淫作用により彼女らと関係を持ってしまう。姉妹やその親友・ホルンも巻きこみ3人の少女たちと周囲をはばからぬただれたセックスに没頭する陸夫だが、4人を結びつけたできごとがやがて地域活性化の起爆剤となり過疎の村はみごとに繁栄を取り戻すのだった……という愛と感動のストーリーを展開。地域創生のキーマンたる必須条件「若者(学究に燃える青年)・バカ者(重度のロリコンで尿プレイも大好き)・よそ者(都会から一発念起し移住)」すべてを備えた陸夫の八面六臂の活躍ぶりはマチ興しを志す全国津々浦々の自治体/企業/NPO関係者必見ですよ(しゅしがちがうぞ)。ともあれ高城ごーや特有の突飛でいながらじつは普遍的なドラマトゥルギーのツボを押さえた高揚感あふれる作劇が今回も炸裂し我々は得も言われぬ読後感に魂を震わすのだ。
ロリっ娘たちとの甘やかでいてハードな性愛の日々を怒濤のごとく描き出すエロシーンはいつもながらに特盛り仕様。1話あたり40ページほどにもなる大ヴォリュームを活かし覚えたての快楽に打ち震えるアリスたちのはしたなさすぎる痴態をたっぷりお届けだ。本番行為のみならず3人のヒロインそれぞれに異なる性癖を植えつけ変態の素質を全開させるよう仕向ける陸夫のナチュラルな調教ぶりも見もの。もちろん従来のようにおしっこそれ自体がストーリーの軸になるわけではないにせよ放尿飲尿排尿搾尿授尿贈尿嘗尿と黄金水プレイは既刊同様に目白押しで、とりたててソッチの趣味を持たない貴兄も本作を一読すればなんだか聖水の誘惑に惹かれてしまいそうになるはず。
汚れなき幼女の股間から放たれる甘露を一身に浴びれば屎尿愛好者たるものたちまち性獣にならざるを得ない。ちんまい体躯を軽々と持ち上げ前人未踏のたてすじへ凶悪なブツを突きつけて少女の狭隘な膣口の感触を満喫だ。激しく内奥を突き上げるたび未知の快感に全身をのけぞらせてはまだしちゃいけないメスの貌をさらけ出し四方八方へ嬌声をばらまく彼女らの痴態にいっそうエレクチオン。汗と涙とよだれまみれで初めての絶頂へ向け昇りつめてゆくヒロインズのちびっ娘まんこの最深部へ許容量オーヴァーの特濃ザーメンをお見舞いだ。
極私的な嗜好からすると正直つるぺたよりはビッグバストの方が抜きやすくはあるけども、地域振興というエロ漫画では比較的めずらしい題材を得意技のおしっこで存分に味つけしつつ滔々と語り倒す作劇の妙にうなりっぱなし。史実がらみのエピソードをみごと換骨奪胎した前作に引き続き、高城ごーやのストーリーテリングの冴えは近年極まってきていると思う。なんにせよこの人には変に制約やらシバリやら設けず自由奔放に特異な作品を生み出し続けてもらいたいもの。お話的にはなんといっても冒頭長編「限界集落にて…」の壮絶なドライヴ感に圧倒されっぱなしだったし(ちなみに3人のヒロインのなかでは純真そのものでいて快楽追求に貪欲な妹・みのりちゃんがいっとう好み)、ふつうにちんこをしごくのには安心安定の巻末短編「尿な修行でお勉強」にお世話になり申したです。

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