2017-08-14

今週の殺し屋稼業。

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-ひっさつくん「ウラモノ」ワニマガジン社 ISBN:9784862695086
話△ 抜○ 消小 総合○

純真無垢なのからギャルギャルしいのまで多種多様なハイスクールガールズがはじける肢体をフル活用してはガツガツ交合短編9本+描きおろしフルカラーショート1本。デビュー以来キュートフェイス&ビッグバストのJK連中がアンアン乱れまくりの眼福すぎる光景を休むことなく供給し続ける作者最新刊は通算2冊めのコミックスにして本レーベルからの初お目見えだ。
編集スタッフ入れ替えののちも残った執筆陣のほか「COMIC快楽天」系列からのスライド組や新たにスカウトしてきた作家まで、最近の「コミックゼロス」の誌面はまさに多士済々。反面これまで見知った漫画家以外には目が行きにくくなってしまうのも事実で、この人がもう1年以上継続的にゼロスへ作品を載せていて今回の新刊発売へと至った経緯をまるごとスルーしていた自分の無知っぷりには恥じ入るばかりだ。加えて一昨年刊行のデビュー作「ウリ売春JK」(エンジェル出版刊)も当時見逃しており、申しわけなさに身もだえしつつもこのたび初挑戦となった次第ですよ。
色使いもコピーもにぎやかな装幀のカヴァーをめくって出てくるのは一般青年誌系の端整なヴィジュアル。きわ立って個性的とかいうタイプではないものの、キャッチーで誰にでも受け入れられやすい系統の絵柄だ。さっそく初出を確認するとおおむね時系列と逆の収録順で、前半の新しい作品群は「コミックゼロス」、後半の古めのそれが「ANGEL倶楽部」掲載のもの。といってもいちばん昔のお話で2015年執筆と直近原稿ばかりゆえ全編を通じクオリティは安定。なお単行本情報ページおよび著者公式ブログ内の発売告知記事で内容サンプルやコンテンツ紹介が見られるので要チェック。
ド直球なタイトルだった前作に引き続き、この新刊も抜き担当として登場するのはすべてハイティーン制服女子。愛らしいルックスでいて首から下は大人顔負けのグラマラスボディが付属するという、エロ漫画購買層の大多数がニッコリの肢体描写がナイスですね。年齢レンジが狭いぶん女の子たちの差別化には周到な配慮がなされていて、髪型や顔立ちなど外見はむろんのこと性格づけにも細やかな差異が設けられ多様なニーズにお応えする。おっとりさんからキツい系まで、ウブいのもスレてるのも各種取りそろえ万全の態勢。
そんな彼女らが乗っかる物語たちは1on1のタイマンラヴを基調に据えつつも明暗さまざまなトーンのお話を用意して達者なところを見せる。以前からの恋をめでたく成就させる甘々のから好きでもない男に身体を許す屈辱に耐えるビターな作品までなんでもござれ。舞台装置はエロ漫画的定番が多くて展開もベタではあるものの、ヴァラエティ豊かなヒロイン造形が功を奏して陳腐化を防ぎ最後まで飽きずに読み通せる。あと登場人物たちの言動がオタっぽさの薄い、いかにも郊外のロウワー・ミドルクラスの人々の生活実態を反映した人間くさいやりとりが行われているのはエロ漫画としてはわりかしレア。
1作品あたり20-24ページほどの平均的な分量ながら初出がすべてガチ成年誌ということもありエロシーンは充実。女子高生特有の弾むお肌を惜しみなく露出させビッグバストをブリブリ揺らしながらストロングファックにいそしむド淫乱ヒロインズの艶姿を思う存分摂取だ。とりわけピキピキちんこと濡れ濡れまんこの果てなき邂逅にはことのほか力が入っており、結合部から大量の汁をまき散らしつつハードな合従連衡をくり広げては子宮の許容量いっぱいに特濃ザーメンを注入。
ナマイキなのも従順なのも、褥へ横たわり制服を脱げばただちに彼女ら発情モード。自分から肉棒へむしゃぶりつきお口をクチュクチュ駆動させて先走り汁を容赦なくしぼり取る。早くも準備万端の蜜壷へ衰え知らずの暴れん棒を勢いよく押しこみ性器どうしの摩擦運動をスタートだ。グチャグチャ音を立てながら内奥を突き上げられるたび涙を浮かべヨダレたれ流しながら小刻みに嬌声をもらす彼女らの痴態にいっそう興奮。膣内をキュッと締めあげながら絶頂に達するヒロインのJKまんこめがけ最後に白くねばつく液体をたっぷりプレゼント。
波瀾万丈の恋愛模様とか複雑怪奇な大河ストーリーなどとは無縁だが、十人十色の魅力的なヒロインたちとガッツリ交合し気持ちよく膣内射精三昧の清く正しい抜きツール。絵も話もオタテイストはわりと薄く性器描写もリアル寄りなので、エロ漫画フリークが買うよりむしろ従来は実写系をオカズにしてきた方の2次元入門に向いているかも。個人的にはもう少しギャル色が薄い方がいっそうユースフルだったけど、そっちの方がお好みならさらに評価アップで。今回収録のものでは、ヒマそうな純朴系JKをナンパしてみたらウリやってるビッチだったけど結局気持ちよく中田氏しちゃいました……の「おさんぽ☆じぇーけー」と、部員たちのため有能だがクズな監督の執拗なセクハラに耐え続ける野球部マネージャーの受難劇「夏来にけらし」の明暗両タイプのお話で大いにヌキヌキ。

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