2017-07-21

本日のジャパリパーク。

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-majoccoid「とろけも」コアマガジン ISBN:9784866530703
話○ 抜◎-○ 消小-中 総合○

神様の御眷属にして人間界で修業中のオオカミっ娘は居候先の男性教師と恋に落ち連作4本+就活願掛けで神社へ訪れた主人公は巫女に扮したお稲荷さまに童貞を食われ犯りたい放題中編3本&サブヒロイン主演パラレル短編1本+全員集合巻末描きおろし漫画。もっちりボディ&プニプニまんこの人外ガールズと深く愛し合い激しく身体を重ねる淫靡で幸福な世界に耽溺の作者最新刊は通算3冊めにして本レーベルからのファーストコミックスだ。
いろんな雑誌を股にかけ八面六臂の活躍を続けるいまが旬のエロ漫画家のひとり。クライアントが分散しすぎてコミックス刊行に必要なストックがたまるのが各社遅く処女作リリースまではずいぶん待たされたけれど、以後の歩みは順調そのもの。去年出た2冊に続きさほどインターヴァルを置かずにぼくらと再会だ。そんなわけでデビュー作「ユメミルスレイブ」がキルタイムコミュニケーション、前単行本「おやつのじかん」が茜新社ときて、この3冊めがコアマガジンという具合に版元はすべてバラバラなのがちょっと笑っちゃいますね。
普遍的なアニメ/ゲーム系の絵柄に少女漫画ティックな繊細さとオタ文化的萌え風味をほどよくブレンドしていねいに撹拌したその絵柄はおそろしくキャッチー。前述の事情で単行本化にこぎ着けるまで時間がかかり収録作の初出は直近に別媒体で執筆の1本を除けば2014-15年にかけての「コミックホットミルク」掲載分と数年塩漬けになった格好だが特段の違和感はないはず。強いていえば最新の原稿や描きおろしパートでは描線が細くなりmajoccoid特有のクセがやや薄れたような。例によって出版社公式サイト内の単行本情報ページからサンプル画像がおがめるので、いきなり書店へ直行する前にそっちを確認しておこう。
コミックス表題が示唆するように登場ヒロインのほとんどがnot人類ゆえ年齢設定はほぼ無意味だけれど、ルックス的には10代前半から20代なかば相当まで比較的ワイドレンジ。既刊2冊では童顔巨乳系のキャラデザインが圧倒的だったが今回は並~貧乳も用意してロリコン諸兄のニーズにもお応えだ。乳サイズの大小を問わず柔らかな女体のラインと触ると弾けそうなプニプニまんこの妙なるマリアージュは共通しており、この得も言われぬ肉厚感こそがmajoccoid最大の武器といえよう。
構成コンテンツは大まかに2パートで、前半部が「おおかみさんシリーズ」と銘打たれたニホンオオカミ人型変化ヒロイン×居候先人類男性教師ピュアラヴ連作(各回タイトルが異なるだけで実質的には通しの中編だ)、後半部がショタ系大学生×H大好きキツネ神様カップルにロリっ娘座敷童がイッチョカミの中編「ぼくのおいなりさま」プラス明言されてないけど座敷童ちゃん(あるいは転生別人格か)単独のスピンオフとおぼしき読み切り「ちづるちゃんのいえでにっき」。そして最後に両シリーズが合流し主演男優2名を分身させて乱交大会の描きおろしショート「かみさまたちのひまつぶし」となる。なお竿と鞘の対応は本編どおりでちんこ入り乱れてのスワッピングにはならないから安心せよ。いずれも運命のヒト♂と人外♀がボーイ・ミーツ・ガールからはじまり愛が深まって永遠に添い遂げることを誓うまでのド直球なタイマンラヴであり砂糖菓子をダイレクトでかじり倒しているかのような読後感がこっ恥ずかしくも甘酸っぱい。いずれの話も男性主人公に思いを寄せたり状況をかき乱したりのサブヒロインを投下し恋愛模様にひと波乱を起こしはするけれど、最終的には彼女らも含め大団円のハッピーエンド。KTC刊の1冊めこそわずかにダーク要素を含んでいたものの以後はひたすらスウィートかつ幸せに満ちた物語がつむがれており、殺伐とした日常に疲れた読者諸兄のささくれだった心もすっかり癒されるに違いない。
1本あたり18-24ページと若干分量にバラつきはあるがエロシーン密度はいずれも標準以上で、純真だったり小悪魔ティックだったり多種多様な女の子たちがステディな男子を前に娼婦さながらのドスケベぶりを発揮するのだ。特段トリッキーな趣向や奇抜なアイテムが用いられるわけではないオーソドックスな肉体言語の応酬ではあるものの、充填剤がたっぷり詰めこまれたみたいにパンパンの肢体をハードに使役しつつほおを紅潮させ瞳をうるませながらめくるめく快感に身もだえするヒロインの細やかな表情変化が読み手の勃起中枢をいっそう刺激する。とりわけ物語終盤においてさまざまなすれ違いや誤解をようやく乗り越え思いの丈をぶつけあってラヴワードを臆面もなく乱射しながら熱のこもった交合をくり広げるさまは圧巻で、2人の身もフタもないらぶらぶちゅっちゅぶりを目の当たりにしながら自慰表明もはかどりまくりだ。
互い想いあう気持ちを確認するには実践がいちばんとばかりに2人は熱く口づけ服を脱ぐのももどかしくベッドイン。目前にまろび出されたたわわな双丘にむしゃぶりつきながらぷっくり盛り上がった肉ヒダをゆっくりねぶり倒すたび全身をビクつかせ呼吸を荒げるさまがいとおしくもエロっちい。やがて準備万端の蜜壷をみずから押し開き愛液をしたたらせながら挿入をおねだりする彼女のリクエストにお応えしいきり立つ怒張をインサート。子宮の奥まで突き上げられ熱に浮かされたように淫語マシンガン連射の彼女の痴態に興奮しきりだ。いよいよ感極まりきつく抱きつきながら涙と汗とヨダレまみれで昇りつめてゆくヒロインズの人外まんこめがけ2度3度4度と霊長類ザーメンの奔流を怒濤のごとく叩きつけフィニッシュ。
コアマガ単行本の宿痾である性器ドアップ時の面積大きめ黒ノリは若干興が殺がれ、また私的嗜好によりちっぱいヒロインではいくらか実用度が減退したものの、あいかわらず強力無比なムチプリボディ絨毯爆撃&極上射精断面メガ盛り状態のマーヴェラスな光景に息子をいじる手も腱鞘炎になること請け合い。いったん各社のストックが放出されたので次に単行本が出るのはしばらく先になりそうだけど、安定した供給能力をフルに発揮していただき早めに4冊めを出迎えたいもの。今回の収録2シリーズのなかではなんといっても俺的にmajoccoid漫画開眼のきっかけとなった「おおかみさんシリーズ」が白眉で、清楚でけなげなのに最愛の彼の前でだけはド派手にイキまくりのギャップがすばらしすぎるニホンオオカミ女子・詠(ヨミ)たんのワガママボディで精根尽き果てるまで我が砲身を酷使。

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