2017-06-28

今週の寄生植物。

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-キャンベル議長「わいせつスキンシップ」ジーオーティー ISBN:9784814800339
話△ 抜○ 消小 総合○

クラスメイト女子のイジメの標的となりついには男子の群れに放りこまれ輪姦される少女は最愛の母に現場を見られたことで苛烈な報復を決意し……前中後編+独立短編7本。卑劣な計略を仕掛けられては抵抗むなしく犯され容赦なく膣内射精され続けるビッグバストヒロインズの凄惨な受難劇を頭からシッポまでみっちりとお届けの作者これが記念すべきファーストコミックスだ。
この作家が現在ホームグラウンドとしている「コミックグレープ」は基本的に自分が手出ししない電子媒体ということもあり一部の別雑誌経験組以外は執筆陣になじみがないのだけど、同じ版元から刊行の紙雑誌「comicアンスリウム」最新号にゲストとして登場し巻頭カラーショート漫画を掲載していたのを目にしてこの人の存在をはじめて認知。なかなかいい感じのタッチだったので直後に発売予定となっていたこの単行本を通販でポチっとな。なお出版社公式サイト内の単行本情報から内容サンプルや各ショップ購入特典が確認できるので、俺みたくいきなり衝動買いするよりはそちらをチェックしてから書店へ向かうのをオススメ。
てなわけで我が家に到着のこちら、わりかし穏健な作品タイトルとは裏腹になん人もの手で衣服を剥がされおっぱいをまる出しにされては涙ぐみ絶叫するおにゃのこの表紙絵がドドーンと提示されのっけからヤバげなアトモスフィアがプンプン。さっそくページを手繰り出てくるのは新しすぎず古典的すぎずバランスのよいアニメ/ゲーム系の絵柄。初出はすべて2013-17年にかけてのコミックグレープ掲載分となっているが、初期に描かれたものと直近のそれとではいくらか仕上がりに差があって、昔の作品は造形もトーンワークも若干おぼつかない感じだ。とはいえトータルでの印象を極端に悪くするほどの違いではないし当時から作画のベースは確立しているのでフェイタルな弱点ではないかと。
今回ぼくらを慰安してくれるヒロイン連中は1名のみ存在の女教師さんを除けばみなさんカチッとした制服の似合う花の女子高生。長いおぐしに端正なお顔、そこへ比較的頭身高めのトルソが組み合わされた非常に訴求力の高いボディデザインだ。とりわけ景気よく盛られた美麗かつ雄大なおっぱいの存在感たるや圧倒的で、現状でキャンベル議長漫画最大の武器と言っていいだろう。その一方で髪型以外の顔構成パーツがほぼいっしょで描き分けにやや難があるものの、大半が読み切り作品で抜き担当キャラもむやみに多発させないので混乱するようなことはない。
つむがれる物語の大半は女の子が自分のあずかり知らぬところで憎しみのターゲットとなり有無を言わさずヴァージンを散らされては問答無用の強姦輪姦拘束調教を受け続ける人権蹂躙地獄絵巻となる。一部ある合意ネタもプレイ内容は見た目大差ない強要系のそれで、甘々イチャラヴ大好きっ漢はすみやかに回れ右し金輪際近寄らないこと。男子サイドもナチュラル・ボーン・犯罪者もしくは状況に流されなにも反抗できない愚かな子羊ぞろいで、婦女暴行強制猥褻の連鎖が続いたのち登場人物の誰もが救われない殺伐とした結末を迎えるのだ。エロ漫画的定番ストーリーばかりゆえ展開はほぼ定石どおりで物語的コクは希薄なものの、無辜のヒロインが理不尽な暴力に屈し涙する光景をモリモリ摂取して我々の怒張は罪悪感を覚えつつも背徳の悦びに屹立しっぱなしですよ。
必然的に濡れ場は女子たちが恐怖と苦痛に顔を歪めご無体な仕打ちに絶叫するストロング凌辱専科。1本あたり20ページ程度のそう多くない分量の大半をエロシーンに割き実用度は文句なし。無残に制服を切り裂かれたわわな双丘を白日の下へさらけ出される屈辱に耐えながら気丈にもキッとこちらをにらむさまが嗜虐心をよけいに刺戟し彼女らへの辱めはさらに過酷なものとなる。快感を覚えるいとまもなく乱暴に体躯を組み敷かれ強引に怒張をねじこまれては上下の穴へ容赦なく熱い精を放たれるガチレイプが延々くり広げられ、大量の男根を受け入れたのち全身をザーメンまみれにしながら屍のごとくグッタリ横たわるヒロインの無残な姿を目の当たりにしてバチ当たりにもいっそう興奮してしまったり。
身に覚えのない反感や逆恨みを受けいつの間にか逃れられない罠におとしいれられて少女は無垢な肢体を悪漢どもの前でご開帳するハメになる。豊満なバストをちぎれるほどに揉みしだかれ敏感な部分を痛いほど刺戟されて苦痛のうめきを発するも助けの手が伸びることはない。濡れてもいない蜜壷へ無理やりシャフトを差し入れられ粘膜も破けようかという勢いで奥まで突き上げられると同時に口腔にも男根をしゃぶらされ嗚咽するさまが痛々しくも扇情的だ。1人射精したと思ったら次々に別のペニスをぶちこまれ許容量オーヴァーの白濁を幾度となく叩きつけられるうちその顔の生気は失われ瞳からは光が消えてヒロインは単なる1個の肉塊と化す。
「昨今はヌルエロばかりで刺戟が足りない!」とお嘆きの諸兄にはまことに好適な、情け無用レイプ絨毯爆撃をゲップが出るまで堪能できるヒロイン人権侵害パノラマ仕立て。原稿の新旧間でいささか作画の品質差があったり(これについては直近作品のクオリティ向上で問題は解消され今後は大丈夫だろう)、美味そうなおっぱい描写に対しまんこのシズル感はいま一歩だったりと気になる点もあるものの、なんの罪もない女の子がひたすらヒドい目に遭う不条理な展開に君の内なる悪魔もどうやら飽食してくれて、まっとうな人間としての理性を取り戻しまた健全な日常へと復帰できるはずだ。本作コンテンツのなかでは、唯一の連作であり理不尽な凌辱を受け続ける少女の壮絶なリヴェンジをたっぷり尺を取って活写の「JKレイプ白書 西野ひなたの復讐」前中後編と、♂2×♀1の幼なじみ関係から恋人どうしとなった2人に疎外感を抱いた主人公がヒロインを無理やり我がものとする「寝取られ彼女」でもって大いに精巣のストックを消費。

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