2016-09-16

今宵のパールライス。

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-無洗米「アクメカタログ」ヒット出版社 ISBN:9784894657052
話△ 抜○ 消小 総合○

甘々イチャラヴから問答無用レイプ凌辱までビッグバストガールズがハードに肢体を酷使短編全9本(うち前単行本収録作続編1本)。さまざまなシチュエイションのもと汗だく汁だくファックにいそしみ大量の白濁を浴びながら絶頂のドエロいヒロイン目白押しな作者最新刊はこのペンネームでのファーストコミックスだ。
さて、冒頭から妙な紹介の仕方をしたのにはわけがある。というのも一見これがデビュー単行本のようでいてじつはこの人まっさらのニューフェイスではないからだ。キャリア当初しばらくの間は「桜桃千絵里(おうとうちえり)」と名乗って執筆しており、2014年には処女作「みっくすチェリー」(購入はしたのだけど当ブログでは未評価)を上梓している。実際この本にも前名義時代の作品が収録されていたりしてとくに改名を隠す気もない様子だけど、なぜコミックス1冊出して即ペンネーム変更へと至ったのかは謎。ともあれそんな理由で本作は実質2冊めの単行本というわけ。
ときおりラフになることはあるが基本的には端整な一般青年誌系のタッチは、きわ立って個性的というわけではないにせよ充分にキャッチー。すべて当社の看板誌「COMIC阿呍」で2013-16年にかけ掲載の収録作たちは作画の新旧差も少なく、当初からある程度完成された絵柄であることがわかる。ただ今回はカヴァーイラストと中身のモノクロ原稿とで受ける印象がやや異なるので(その点前作はほぼコンパチだった)、店頭サンプルを参照するか版元提供のコミックス情報ページでザックリ内容を確認したのち購入可否を判断すべし。
この手慣れた筆致で描かれる女子連中はおおむねハイティーン~20代入りたての食べごろ世代で、造形としてはキュート寄りのお顔に頭身高めボンキュッボンのグラマラスボディという非常に万人受けのデザイン。相方となる野郎キャラどもが妙に泥くさく汚っさん登場率も高いのでよけいにヒロインたちの可憐さが引き立つ感じだ。
アタマの紹介文で記したようにライト/ダークさまざまなタイプの物語を描き分けられる人で、ゴロゴロ萌え転がる恋人プレイからヒロイン肉便器化の強姦輪姦フルコースまでよりどりみどり。ただ和姦ものの話でもファックに至るまでの過程はけっこう強要っぽいやりとりが多いので、単行本総体としてはいささか殺伐とした雰囲気がただよう。あとエロ漫画的定番ネタが主体で物語的コクが希薄なのと変形ゴマが多くて画面がやや煩雑に感じるのとで、このへんはもう少し洗練の余地があるかなあと思うところ。
ほとんどの作品が24ページ構成の比較的潤沢な分量とあって、エロシーン密度は高め推移で使い勝手は良好だ。ツヤツヤムッチリの豊満ボディが画面狭しと入り乱れ、ラージバストをフル活用のパイズリやぷっくりまんこをゴリゴリ使役の性器結合部ドアップなど各種エロ演出もおこたりない。また輪姦/乱交系プレイが多いので必然的に2穴/3穴同時攻略も付随して増え、全部のくぼみに男根ぶちこまれて悶絶し大量のザーメンを注がれて絶頂するヒロインズの痴態を存分に堪能できる。
キュッと引き締まったトルソからドドーンと飛び出した魅惑のビッグおっぱいの谷間に暴れん棒をはさみこみ強引にしごいてもらいまずは第1ちんこ汁を発射。すぐさまこんどは彼女の敏感な部分を責めたてて下腹部をびしょ濡れにする。すっかり準備万端の蜜壷へおもむろにシャフトをねじこんでちんこまんこの真剣勝負をスタートだ。粘膜どうしこすれ合い音を立てながら内奥を貫くたび随喜の涙を流しはしたない嬌声を発するヒロインズの痴態にいっそう興奮。全部の穴をまとめて突き上げられ日本語にならない咆吼を発しながら昇りつめてゆく彼女の子袋に菊門に全身に熱い白濁をぶちまけて女体征服ミッション完遂だ。
いくらか課題は散見されるものの技術的には一定以上の品質が確保されたウェルメイドな精液分泌支援装置としてこれからの秋の夜長にもピッタリの1冊。現状ではなんでもある程度こなせてしまうのが逆にアダとなり器用貧乏っぽい感じも受けるので、今後もう少しコンセプトを絞って他の同業者にはない固有の武器を確立できればさらによろしいのではなかろうか。このたび収録の物件中では、唯一の継続シリーズであり人形のフリをさせられるヒロインがひたすら性的受難の「続・リアルラブドール」と、壁穴にハマったJKちゃんが身体の自由が利かないのをいいことにお口やまんこへ挿れられ放題「学校の快談」が私的お気に入りでございます。

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