2016-08-30

今週のくいしん坊万才。

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-urute「ぱこたびおぱんぽん」富士美出版 ISBN:9784799504642
話○ 抜○ 消小 総合○

全国津々浦々のご当地少女を美味しく頂戴オムニバスシリーズ11本&描きおろしアメリカ/ハワイ遠征編+多種多様な部活っ娘たちとえっちなクラブ活動連作10話+独立ショート漫画2本。爆乳萌えっ娘連中と出会って即ハメ中田氏三昧のワンダフルな光景を総天然色仕様でお届けの作者最新刊は通算4冊めのコミックスにして黄色い楕円物件としての3冊め、そして当社からの初見参だ。
少女漫画直系の飛び抜けてキュートな女の子をモリモリ生み出し彼女らがハードファックに身もだえしイキまくるさまを手加減なしで大量供給のすばらしき芸風でさまざまな媒体を股に掛け活躍する人。ちょうど1年前にマックスより刊行の前単行本「おちゃめドルチェ」はじつに強力無比な精液分泌支援装置で、当ブログの2015年度エロ漫画ベスト10企画において第3位に選定させてもらったほどの凄玉だった。そんなこの作家が送り出す期待の新作なのだから書店へ向かう前から早くも我が股間は臨戦態勢ですよ!
表紙が目に入ったその瞬間からメイド・イン・uruteとわかる、きらびやかかつ壮絶にラヴリィな萌え色まっしぐらの絵柄がこの作家最大の武器。おっきな瞳のその奥がまるでジュエルのごとく輝き、ほっぺはほんのり朱を帯び軽く火照ってあたかも西洋人形のよう。とりわけ今作は描きおろし白黒漫画を除きフルカラーで彼女らが彩られてますますキュートだ。全色乗っけにする関係上コストアップは避けられず通常の半分ほどしか束はないが、これだけ仕上がりがゴージャスならばそれも納得。
本作コンテンツの大半は「コミックペンギンクラブ」の巻頭カラーページでシリーズ掲載されたもので、そこへかつて発行されていたJK専門誌「舞姫無双」(ブレインハウス刊)のショート原稿2本を救済収録の構成となっている。最古の原稿で2013年執筆、大半は直近2年以内に描かれたものでクオリティは高値安定、どこからめくってもurute謹製の滑らかなカラーワークを堪能できる仕掛け。なおいつもは収録作の初出をろくに記載してくれないこの版元も本作についてはすべてのお話に完璧な初出一覧をリストアップしていてたいへんよろしい。今回みたくそのへんの情報をぬかりなく揃えてくれればコレクターズ・アイテムとしての価値もいっそう高まろうというもの。
ペンクラ掲載の連作2シリーズ&舞姫無双掲載短編からなる3パートのうち、実質的なタイトル・チューンである諸国女の子食べ歩き紀行「食ベルトラベル・ご当地ガール」および中盤からのヘンテコ部活動紹介シリーズ「CLUB★H!」は各回4ページの超ショート連載ながら、この作家得意の非常に個性豊かなヒロイン造形で毎回飽きさせない。このへんは通常のストーリー漫画のみならずキャリアの早い時期からフルカラー掌編を描き慣れているuruteならではの手練れの技で、ミニマムな分量を逆手に取りインパクト最重視のキャラメイクでパッと人目を引きつけてみせる。たとえば「食ベルトラベル」シリーズなら日本全国各地のパブリックイメージをそのまま「ご当地ガール」として具現化する趣向で、手法としては少々ベタではあるものの(大阪ならばモティーフはたこ焼きにタイガース、北海道だと乳牛+アイヌの意匠という具合)、そのぶん誰もが即座にその娘の立ち位置を把握できる仕組み。そうした周到な配慮によりこれだけ大量の女の子を出してもほとんどルックスや属性のカブりがないのはすばらしく、ヴァラエティ豊かなヒロインたちに囲まれ心もちんこもほっこり。
描きおろしのストーリー仕立て番外編を除くとみな1本あたり4-8ページの超ショート作品ゆえ、エロシーンも駆け足となるのはやむを得ないところ。それでも全編ピンクに彩られたもっちりボディが画面狭しと乱舞しとびきり淫靡なイキ顔さらしてたっぷり中田氏され放題のフィニッシュへと持ちこむ早業はさすがだ。とりわけ肉ヒダの1枚1枚が躍動し熱いスペルマの奔流が勢いよく注がれる射精断面描写の充実ぶりは出色で、たっぷりと白濁を膣奥へ叩きつけられ涙ながらに絶頂する彼女らの艶姿で読んでるこちらも気持ちよくオタマジャクシを放出。
とびきりの美少女たちが速攻でゴックンボディを披露し自分からその口で胸の谷間で手で足で息子を歓迎しただちに先走り汁をピュピュッとしごき上げ。興奮冷めやらぬシャフトをこんどは濡れそぼつ蜜壷で迎え入れ、激しく内奥を貫かれるたびビッグバストをブリブリ振りまわしトロトロのイキ顔さらしながらハートマークを乱射だ。甘い吐息と随所から漏れ出る液汁のスプラッシュを伴奏に従えながらたちまち昇りつめてゆく少女たちのドスケベまんこめがけて白くねばつく液体を遠慮会釈なく流しこんで女体征服ミッション完了。
抜き物件としてはせわしなさが先立つものの、十人十色の個性豊かな女の子をアラカルト的に味わう楽しさ/おもしろさはまるでびっくり箱のような心地よさ。作者が自称する「エロ漫画界の奇行師」そのままの巧みな造形と豊穣なアイディアがわき出す情景をお腹いっぱい摂取してすっかりご満悦。なおペンクラ本誌では引き続き「食ベルトラベル」の第2シリーズがスタートしているとのことで、それらが完結の暁には再び単行本化でまた心もちんこも豊かになれそうだ。出てくる女子みなチャーミングで大いに息子を活用させてもらったが、ワタクシ関西弁っ娘大好きっ漢なので「食ベルトラベル・ご当地ガール」第5話の元気いっぱいご奉仕な大阪たこ焼きちゃんと、独立短編「パッション・フルーチュッ」のムッチリ活発っ娘幼なじみ・芽空(めあ)ちゃんの奔放なしゃべくり&ド派手なイキっぷりでことのほかハードに自家発電。

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