2016-07-02

今月の古着加工。

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-魚デニム「びっちストリーム」ワニマガジン社 ISBN:9784862694331
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

ヒロインは超早漏に悩む妹の彼氏を特訓と称してつまみ食いのはずが好き放題に射精されまくり本編&描きおろしフルカラーショート後日談+自分の父と同じクラスのビッチ女子との情交現場を目撃した主人公は百戦錬磨の彼女の乳で膣で際限なくしぼり取られ本編&描きおろし前日談+独立短編10本。1日24時間頭のなかはセックスでいっぱいのヤリマンガールズが爆裂ボディをフル活用しザーメン搾取にいそしみまくりの超絶ユースフルなこちらは作者記念すべき1stコミックスだ。なお作者名は「さかなでにむ」でなく「うおでにむ」と発音するので注意だよ(自分はしばらく間違えて覚えていたのはここだけの秘密だ)。
いつもながらにあらゆる分野へアンテナを伸ばし新人作家の発掘に余念のない「COMIC快楽天」グループがまたしても送り出す期待のニューフェイス。つい最近になって登場したと思ったらあっという間にストックを積み重ねて即座に初単行本リリースの早業だ。ちなみに自分がこの漫画家の存在を脳裡にガッチリと刻んだのはじつは商業作品ではなく並行して描かれた某ブラウザゲーのお上品な口調なのにボディは下品すぎる重巡艦娘の薄い本によるのだけれど、ググってみたらこれ以前の同人活動はほとんどなくてワニマガ編集がどこからこの人を青田買いしてきたのかナゾは深まるばかり。
いきなり特大バストをまろび出し蠱惑的な視線をこちらへ向けてくるドスケベっ娘を配した表紙がのっけからやらしすぎてたまらぬこちら、中身の白黒原稿もカラーイラストに準じたスカッとさわやかなアニメ/ゲーム系の絵柄。後述するように魚デニムヒロインには黒ギャル風味の女子が頻出するのだが、その種のネタを得意とする他作家の多くが比較的リアル寄りの造形をするのに対し、あくまでキュートネス優先の2次元ドリーム具現化であるこの人のキャラメイクは非常にレアであり、もはや実写ではいっさい抜けない俺にはこのうえない福音。描きおろしパートを除きすべて快楽天初出の収録作はもっとも古い2014年初頭の原稿ですでに作画のベースラインは確立していて、書店店頭での第1印象そのままに衝動買いしてもまったく問題ないはずだ。むろん例によって版元より内容見本付属のコミックス情報ページが提供されているので、心配性の方は先にそちらの確認を。
コミックス表題で高らかに謳うように、おおむねハイティーン~20代前半付近をヴォリュームゾーンとする本作登場の女性陣はルックスや性格描写は多彩ながらも誰ひとり例外なくセックス大好きのどこへ出しても恥ずかしいビッチぞろい。見るからに犯り放題してそうな褐色ギャル連中はもちろん、一見おとなしめのJKやひっつめ髪の地味女子など男と縁遠そうなキャラでさえもれなく重度のちんこ依存症という逸材たちである。そしてこちらも全員に標準装備されるのが、あたかもその部分だけ後付けしたみたくスレンダーボディから景気よく飛び出すエクストララージバスト。片方のみでお顔をはるかに凌駕するその驚異の質量もさることながら、縁日の水風船みたくシズル感あふれる色艶を発しながらブルンブルン揺れる光景がおそろしく淫猥だ。加えて直近作や描きおろし漫画ではぷっくりパイパンまんこ近辺の美味しそうなトーンワークにいっそう磨きがかかり、ちちしりまんこ等のエロパーツすべてがまさに男子を股間を酷使させるためだけに最適化された神の創造物のごとし。
そんな彼女らが乗っかる物語たちは誰彼はばかることなくその本性を全開し精液搾取に熱中の淫乱絵巻となる。コンビニ売りの快楽天物件だけに基調はひたすら明るく楽しくのさわやか合意エロであり、魚デニム謹製の伸びやかかつ後ろ暗さ皆無の作画ともマッチング良好のエピキュリアスな空間が出現だ。一方でビッチヒロインとは言っても展開されるのは不特定多数のちんこをとっかえひっかえの乱交プレイではなく、作中時間ではあくまで1on1のタイマンラヴの構図が貫かれているので事前のイメージよりはずっと取っつきやすい。彼女の科白で豊富な男性経験を示唆しお付き合い進行中のオトコの影を匂わせつつも、少なくとも各話男性主人公はまぐわっているその瞬間だけは多情多淫な彼女の愛を独占しているのだという錯覚にひたれる仕掛け。
濡れ場の大半はファック大好物なド淫乱ヒロインによって行為が主導される女性上位エロが中心なものの、一部に下克上シチュを用意していくらかのヴァリエイションを創出。またこの作家得意の超特大おっぱいを活かすべく、大多数の作品で魅惑のパイズリ/フェラシーンを用意しているのも心憎い。いずれも彼女らはなんのてらいもなくあっけらかんと快楽に身をゆだねモラルも常識もそっちのけで交合に熱中しては幾度となく膣内射精され心の底から気持ちよさそうにイキまくる、ある意味純粋なまでに欲望に忠実な生きざまがむしろすがすがしくチャーミングだ。
性に奥手すぎる、あるいは体裁を取りつくろい逡巡する男どもの思惑などおかまいなしに彼女らはダイナマイツボディをみずから開放しその雄大な双丘でとまどうシャフトを包みこんではハードな圧迫運動でたちまち先走り汁を取得。なおも引きぎみの男子諸君の唇を強引に吸いながらこんどは土手高の蜜壷をパックリと押し開きテラテラ光る柔肉を見せつけつつ自分から腰を怒張へ沈め粘膜どうしのハードな摩擦運動をスタート。ウネウネと強烈な内壁の刺戟に早くも射精の野郎たちの情けなさをチクリと揶揄しつつも優しく第2発発射へ向けゆっくり内奥を蠕動させるビッチらしからぬ優しさも発揮してなんだかカワイイ。やっとエンジン全開で執拗に男根を打ちつけてはドプドプ白濁を放出する彼らの行為をヒロイン側も激しい腰つきでアシストしつつ爆裂おっぱいをブリブリ振りまわしトロトロのアヘ顔さらけ出しながら最後に特濃ザーメンの奔流をぶちこまれたその刹那両者ダブルノックアウト。
洋ピンライクの底抜けに明るい肉欲満喫ライフを頭からシッポまで1冊まるごとくり広げられるとさすがに同工異曲すぎるきらいはあるものの、作者のねらいやポリシーはじつに明快でありその一貫したビッチぶりに拍手喝采だ。童貞処女のうれし恥ずかし初体験などをお望みの方には強いてオススメしないけど、作中ではふしだらにに相手をとっかえひっかえするのでなくあくまで好き合う男女の愛の交歓に仮託して行為が描かれるのでそうしたピュア純愛スキーの御仁でもわりと抵抗なく読めるのではないかと思う。自分はあまりにもギャル色の強すぎる一部女子だとやや実用度が低下したけれども、総体としては大いに息子を使役させてもらい感謝。このたび収録の物件中では、ふだんはクールで無表情なのにえっちでは超積極的でところ構わず彼氏のちんこを求めハメ狂うジト目っ娘ヒロインの行状がすばらしすぎる「バックサイド」と、両親の再婚でやってきた義妹がすっかり成長しドスケベボディを見せつけるさまに困惑する主人公も彼女の強襲に遭いその肉体に無条件降伏の「まつりホールド!」がとくに俺によし。

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