2016-06-14

今週のロボット三原則。

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-蛇光院三郎「ウチに来た性処理用メイドロボが実は普通の女の子だった件(ネタバレ)」ティーアイネット ISBN:9784887746121
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

幼少時のとある出来事が原因で女性に触れなくなった主人公のもとへ治療の名目で送りこまれた女性型アンドロイドとの奇妙な共同性活を通じて彼の症状は快方に向かうのだが……長編4話+独立短編1本。ド迫力ラージバスト&ぷっくり土手高まんこの性的すぎる女子連中とハードにまぐわい精根尽き果てるまで子宮の奥へザーメン斉射の超絶ユースフルな精液分泌支援ツールは作者通算11冊めのコミックスだ。
キャリア当初はそのソリッドすぎるタッチに抵抗を覚え熟女主体の構成を敬遠していたのだけれど、強烈な個性はそのままに女の子の年齢層が下がったことで購入意欲が湧き以後はデフォ買い。前単行本「膣内射精プラトニック」発売から2年近くとやや間隔は空いたが今回も無事にリリースされたこちらを速攻レジへ。なおこの新刊、宣伝広告等ではエロ漫画単行本としてもっとも長い題名というふうに謳っている。厳密に統計を取ったわけじゃないがたしかに自分の記憶にある十数年くらいのスパンのなかでは有数の長大タイトルかと。先日レヴュった同時刊行の佐藤登志雄「私だって必死でイクのガマンしたんだよ…」もむやみに文字数の多い表題だし、TIの編集スタッフのなかで最近こういうのが流行ってるんですかね。
ロットリングで引いたみたく硬質な描線と少々プラスティッキーなくらいにヌメリ感を抑えた禁欲的なトーンワークでつむがれるパキパキした絵柄が蛇光院三郎のアイデンティティ。どちらかというと表紙のようなカラー彩色より白黒原稿でこそその特徴が明確に現れるので、裏表紙の内容抜粋コマや版元提供のコミックス情報ページにあるサンプル画像を確認したのちの購入をオススメ。どの辺をルーツとするのか判然としないヴィジュアルだけど、まーワニマガやコアでは生息していないいかにもティーアイって感じのアトモスフィアではある。
このカッチリした筆致でものされる女性陣はハイティーンからアラサー近辺くらいと比較的ワイドレンジ。お歳の上下を問わず頭身高めグラマラス系の肢体描写で統一されているのでつるぺたスキーの方は回避で。少々極端なくらいにメリハリを利かせたボディラインで、とりわけ巨大なおわんを2つ伏せたみたく人工的な輪郭のビッグバストからいったん腰周りで極端に幅が狭まりそこから雄大なフトモモ/お尻へとつながるみごとな稜線が印象的だ。顔立ちはわりかしリアル寄りなのに首から下はこうした2次元でしかありえないピーキーな体型というミスマッチがステキ。
誰彼かまわず男を連れこみ犯りまくりのビッチな姉と彼女にセフレ扱いされ精液搾取される弟との身体だけの行為がいつしか本気のラヴへ発展の巻末短編「ビッチ姉」を除くと今作収録コンテンツの大半は実質的な表題作である冒頭長編「ラブドールレトリバー」で占められる。内容的には単行本タイトルが文字どおりネタバレなのでレヴュワとしては付け加えられることが少ないのだけど、アンドロイドのフリしてやって来た主演女優・新崎アカリ(しんざきあかり)さんのみならず幼なじみや女性研究者などたくさんのまんこが主人公・波岡優太(なみおかゆうた)をお出迎えの女体回転寿司が物語のベースラインだ。物語の最終的な真相についてはここでは伏せるのでみなさま実際に本編へあたっていただきたいが、女性恐怖症をこじらせ心までいじけた優太がアカリの優しい性根と絶品まんこに癒やされながら徐々に人間性を取り戻していくプロセスをときにコミカルな趣向を交えつつ真摯につむいでゆく一大性春賛歌に読後気分も股間もスッキリすること必定。
蛇光院三郎お得意のド迫力ボディをとことんまで激しく使役の濃厚きわまりないファックシーンはむろん本作でも健在。女子の手も握れなかった優太がアカリのドスケベボディにすっかりおぼれ覚えたてのセックスに没頭しては幾度となくザーメンの奔流をぶちまけるストロングセックス満漢全席がどこまでも続くのだ。とりわけ血管ピキピキのそそり立つシャフトと肉厚のビラビラとがゴリゴリこすれ合い勢いよく愛液が飛び散る迫力満点の結合シーンが大胆なパースで大ゴマを使いくり広げられるスペクタクルな光景は圧巻。
のっけからM字開脚で着衣をはだけテラテラ光る蜜壷をこちらへ見せつけながら無言のうちに誘いこむ緯線を向けられて辛抱たまらず怒張をフェイドイン。特大おっぱいを乱暴に揉みしだき大ぶりのニップルにしゃぶりつきながら執拗に腰を使えば彼女もこみ上げる快感に歯を食いしばり耐えながら恥も外聞もなくされている行為の一部始終を実況中継だ。グチャグチャ音を立てながら粘膜もめくれ上がるほどに性器どうしを摩擦し合い、いよいよ感極まり随喜の涙を流しながら昇りつめてゆく彼女のド淫乱まんこの最深部に許容量オーヴァーの白濁液をぶちまけフィニッシュ。
抜きツールとしての要請上やむを得ないとはいえメインヒロイン以外の女子との濡れ場はいささか唐突なのと、これまたトラウマがらみで仕方ないけども主人公が終始ナチュラルにゲスくてどうも魅力を感じなかったりするのだが、そうした部分を差っ引いても圧倒的にハードなエロシーンにはマイちんこも全面降伏必至。これで登場女子が全員ティーンだったら抜き評価はさらに高くしていたところだ。そうした激しい交合にまぎれて長編/読み切りともピュアなラヴ模様が展開されるので、従来からの蛇光院三郎ファンのみならずむしろこの作家未体験の純愛スキーにこそ積極的に推奨したい物件。幾人もの抜きキャラのなかでは主人公に対してトコトン尽くし系のけなげでドエロいアカリさんの造形がやはり出色であり、彼女のエクストララージバストがタプンタプン揺れるのを堪能しながら心地よく愚息を使役。

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