2016-02-05

本日の鎮守府生活。

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-坂崎ふれでぃ「痴肉祭(ニクフェス)」クロエ出版 ISBN:9784908099175
話○ 抜○ 消小 総合○

特殊性癖全部入り汗だく汁だくストロングファック短編6本&各話描きおろし後日談+当社既刊収録作アフターエピソード1本+登場全キャラ大集合大乱交巻末描きおろし漫画。超高密度の女体エクスプロージョンに加えドン引きレヴェルの変態行為オンパレードで読者の心もちんこもお腹いっぱいの作者最新刊は通算4冊めにして本レーベルからの2ndコミックスだ。
はじめてお目見えしたときから他の誰にもマネできないハイエナジー&ハイカロリーな濡れ場をひっさげ業界を驚愕させた人。ただ昨今はエロ漫画以外の分野、とくに大ヒットした某ブラウザゲーの浩瀚かつペダンティックな非エロ二次創作ですっかり有名になって昔からのファンとしては少々さびしくも思ったり。しかしながら坂崎ふれでぃはけっして我々のことを忘れていたわけではなくひそかにストックをため込んでいたのですよ。マガジン・マガジンより刊行の前単行本「噴汁学園」リリースからおよそ2年弱といくぶん待たされはしたものの、待望の黄色い楕円最新刊をたずさえてHe's coming back!!
そうは言っても成年向けでの執筆ペースはやはり落ちていたようで、すべて当版元発行の月刊誌「COMIC真激」誌上で発表された収録作たちは2011-15年と執筆年代がずいぶんばらけている。もっともキャッチーかつ健康的な少年漫画系のタッチは当初よりある程度確立しており、それプラス新旧差を極力埋めるよう加筆修正をほどこすことで単行本トータルでの違和感をほぼ解消した。そのへんは出版社サイドで内容見本つきの単行本情報ページを用意しているのでそちらを参照すれば一目瞭然。のちのちくり広げられる倒錯的な行状の数々も坂崎ふれでぃの手になるポップで愛らしい筆致で描写されるとなんだか健全な営みにすら見えてしまうから不思議。
物語上で重要な役割を演ずるのからNPC的なのまで含めて本番に挑む女性陣は3ケタのオーダーに達しようかという勢いなので、彼女らの年齢層も属性もとてもひと言ではくくれないワイドなラインナップ。全般的な共通点としてはせいぜい比較的みなさん童顔寄りかなというくらいで、巨乳あり貧乳あり変乳あり、ロリっ娘がいればアダルトさんも存在し、典型的な美少女からマニアックな外見の女子までまことに多種多様だ。
ルックスも言動も個性豊かなヒロインたちが唯一歩調を合わせるのは、あらゆる性的倒錯に進んで挑戦し未曾有の快楽に打ち震えながら下品きわまりないイキ顔をさらけ出すに至るド淫乱ぶり。タイマンエロスから一大スワッピングまで形態としては多彩ながら、すべて女の子がすっかり特殊プレイのとりことなり白目むきながら絶頂するハッピーかつエピキュリアスなアティテュードで物語は統一されている。当初気乗りしない風だったりいささか強要ティックに犯されたりしても最終的には女子どもみな幸せいっぱいによがり狂うので読後感はスカッとさわやか。ただ以前は多少なりとも存在していたイチャラヴ風味のお話は今回ほとんどなくカラダの快楽最優先なので甘エロスキー向きではないかも。
そして坂崎ふれでぃ漫画を有象無象のプロダクツから峻別せしめるのは、およそ人間の想像力の及ぶ範囲のありとあらゆる性的行為が横溢する特濃ガチファック曼荼羅。最高で1本あたり40ページ以上にも達する長大なヴォリュームをフルに動員し、フィスト浣腸強制奉仕ボテ腹露出触手緊縛ピアッシング異臭嗜好首絞め尿道クリ責め異物挿入羞恥プレイ放尿脱糞スカ食い性器拡張子宮脱etc……ここに存在しないのはもはやノーマルセックスだけだ。こうした奇天烈な行為の数々についてエロ漫画的定番演出のほとんどを動員しながら画面いっぱいに展開するゴージャスきわまりない濡れ場に読み手はひたすら圧倒されっぱなし。まあ手足切り取らないとツマランとか死体とえっちしたいとかいう人以外の需要にはたいていお応えできるかと。これらを牧歌的ですらあるのびのびした作画でシレッとやってのけるのだからすさまじい。
コミカルで健全な日常パートの空気をシームレスに保ったまま気がつくとすべての常識がくつがえされたバッドチューニングな性の饗宴に突入している。いきり立つ怒張をまんこやアナルのみならず全部の穴ボコにぶちこまれ粘膜や贓物まで引きずり出されながら苦痛とも愉悦ともつかぬ表情でエロメス連中イキまくり。全身から発汗し妙な分泌物まで噴き出しながら目を白黒させ唾液ダラダラたれ流しては体内を突き抜ける衝動に脳髄を打ち震わせるさまがなんとも壮絶だ。取り返しがつかないほど各部を酷使され変形させられて苦痛にうめくどころか最上級の悦楽に身もだえし大量のザーメンに身体の内も外も満たされながら女子どもgo to heaven。
犯ってる内容のあまりの多様さ/奇抜さに直面して、日ごろオーソドックスなエロコメなど読んでいる方は悶絶すること必至。覚悟の足りないヤワな読者たる自分もさすがに一部のタガの外れまくったシチュでは抜くどころではなくなってしまうのだけれど、これだけ広範な性のありようを臆面もなく提示されると一種のすがすがしささえ覚える。「引き算の美学? なにそれ美味しいの?」と言わんばかりの、すべてにわたり過剰すぎる坂崎ふれでぃワールドの真髄はやはり一般作品よりこうした驚天動地のアブノーマルエロ大爆発にこそあるのだと再確認した次第。収録作いずれも万国ビックリ人間ショウのごとき豪華絢爛キチガイセックスを堪能できること疑いなしだけど、個人的にはまだしもマイルドな部類である触手責めマシン閉じこめ悶絶エロス大爆発の「テストプレイ」でショートボブキュート女子のハッピー快楽堕ちをおいしくご賞味。

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