2015-12-19

本日の去勢不安。

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-ひげなむち「みすでぃれくしょん」ワニマガジン社 ISBN:9784862694041
話○ 抜◎ 消小 総合◎

お嬢さまとその取り巻きが興じる危険な遊びの代償として彼女らの肉体は簡単に組み敷かれ汚されて……連作3本&描きおろし後日談+無邪気な少女の淫靡な誘惑に抗えず小さな肢体へ際限なく白濁を注ぎこみ本編&描きおろし後日談+経験豊富をよそおいつつもじつは処女のヒロインは見ず知らずの男に身体を許し彼氏の目の前で痴態をさらして本編&加筆エンド+独立短編5本+フルカラーショート1本。むっちりぷにぷにベイビィフェイスガールズがいつの間にやら身体を開きドエロく乱れて中田氏され放題の壮絶にユースフルな情景を大量供給の作者最新刊は通算3冊めのコミックスだ。
のっけから不穏そのもののシチュをてんこ盛りの衝撃的なデビュー作「ヒト・カノ」で世間の度肝を抜き、次にとびきりの快楽堕ちエロスを詳細中継の前単行本「おとめくずし」をリリースと、デビュー以来ハズレなしの超弩級抜き物件ばかりを世に送り出している、「COMIC快楽天」の誇る凄玉のひとり。自分も当初から股間がたいそうお世話になり、「おとめくずし」は当ブログで実施の2013年エロ漫画ベスト10企画においてみごと第1位の栄冠に輝いたほど。そんな作家の最新刊発売ときたらもうリリースの報を聞いたときからちんこが破裂しそうですよ!
矢も楯もたまらずなん日も書店を逍遙し店頭に並ぶと同時にそいつを確保しすぐさまレジへ。どちらかというとシャープでエッジの効いた絵柄の執筆陣が並ぶ快楽天系列にあってこの人の柔和な雰囲気のタッチはワン・アンド・オンリーで、それは本作カヴァー絵のみごとなもっちり感を見れば一目瞭然。既刊2冊もすばらしいデザインだったけどこちらも負けず劣らずで、白い肌もあらわにトロトロフェイスを披露のカヴァーガールの痴態が早くも読者の下腹部をエレクチオンさせて止まない。
本作コンテンツとして1作品のみ当社刊の「コミックゼロス」掲載分があるほかはすべて2013-15年にかけ快楽天に執筆のものを収録する。ふんわりと牧歌的な雰囲気すらかもし出すソフトな絵柄は早い時期から完成の域で、単行本全体を通じクオリティは高値安定。描線それ自体はむしろザックリした感触なのに全体としてはきわめて柔らかに女体を表現してみせるひげなむちマジックが今回も炸裂だ。なお内容サンプルの閲覧や書店購入特典の確認が可能な単行本情報ページが版元より提供されているので、本屋へ向かう前にまずこちらを参照のこと。
このたび登場の女性陣はランドセル世代のゼロス掲載作を除けばおおむねハイティーン~20代入りたて近辺で占められる。薄い本などではつるぺたも描くけれど、快楽天誌上では大多数が童顔巨乳系のボディデザイン。年齢の多寡や乳の大小を問わずつきたてのお餅みたいに滑らかな肌の質感が特徴的であり、これが他作家との明確な差別要素ともなっている。深窓のお嬢さまから黒ギャルまで、汚れなきオボコちゃんから百戦錬磨のビッチまで、女の子のキャラメイクもヴァリエイション豊かに取りそろえてさまざまなニーズにお応え。
かくもキュートな女子連中が当初意に染まぬ風でありながらいつの間にか肉体をとろけさせられ快楽に陥落してゆく堕ちものベースの作劇がひげなむち漫画のもっともエッセンシャルな部分。ただ今回訴求コピーから「ナガサレ系」のフレーズが外されたように、典型的なNTR展開は減少傾向でより能動的に快楽享受にいそしむタイプのヒロインがのしてきた印象だ。もちろん見ず知らずのオッサンに恋人の処女を奪われちんこパワーに屈服させられる「えろばな」のようにえげつなさ炸裂の作品も健在なので純愛大好きっ漢はゆめゆめ火傷せぬよう。男女どちらが主導権を握るにせよ、マインドコントロールめいた言葉の呪縛とフィジカルパワーでもって肉体を束縛され完全に主導権を握られる悪魔的な人格支配エロスがなんともアモラルでたまらない。
付随してエロシーンも支配/服従の背徳的な関係をじっくりねっとり詳細描写するのが黄金パターン。多数派の男子主導型で説明すると、当初はむしろ嫌悪すら抱かれているヒロインを言葉巧みに誘導しその気にさせて彼女の方からセックスを求めるように仕向ける。いざちんこを挿入すればもうこっちのもの、もっちりボディを好き放題に蹂躙しゴリゴリ内奥を貫きたっぷりとザーメン注入だ。いつの間にかちんこパワーのとりことなりうっとり瞳をうるませながら膣内深く孕み汁を流しこまれて全身を打ち震わせ心底気持ちよさそうに絶頂するエロメスどもの恍惚とした表情を目にして精巣のストックもすっかり干上がること必定。
なし崩しに褥へ横たえられぷっくりまんこを押し開かれて最初は抵抗してみせるものの、耳元でささやかれる悪魔のロジックにいつしか精神を支配され内なる欲望を解放させられてヒロインはおのが痴態を白昼堂々さらけ出すハメになる。いきり立つ怒張で敏感な部分を小刻みにこすり上げられるたび閃光のような快感が全身を貫き目をグルグル回して彼女らはケダモノのごとく咆吼だ。子宮の奥深くまで何度となくスペルマの奔流をぶちまけられその都度はしたなく達しては自分から腰を振りなおも貪欲に快楽をむさぼる女たちの脳裡を支配するのはもはや目の前のちんこのみ。
どうあがいても快楽の渦に巻きこまれる少女たちの陥落プロセスをそのさなかの絶品アクメ顔百面相とともにお送りする、最強/最凶のオートマティカルな精液分泌支援装置。シチュエイションの配置にいくばくかの変化はあれど、読んでるこっちまで正常な思考力を奪われそうな怪しい科白まわしとジワジワ膣内に精液がしみてゆくみたく印象深い中田氏描写の両輪がある限り、ひげなむちの壮絶なまでの抜き喚起力は衰えることを知らないだろうと確信できる。収録作いずれも超弩級の実用性を誇るが、とりわけバレー部エースが監督への性的ご奉仕を続けるうち最後の一線であるナマちんこ挿入まで許し子宮いっぱいに種つけされて完堕ちの表題作「みすでぃれくしょん」と、わずか8ページの掌編ながら冷静沈着ヒロインの淡々とした状況分析とそれでいてひそやかな興奮ぶりが浮き彫りになる巻頭カラー「クレバー・クレバー」で我が砲身を灼けつくほどに酷使しまくりですよ。

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