2015-11-15

本年度のプレミア12。

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-雛咲葉「好きな人ができた!」ワニマガジン社 ISBN:9784862693952
話○-△ 抜○ 消小-中 総合○

大地主のご令嬢と書生との秘められた恋は抜き差しならぬ関係へと発展し連作2本&描きおろしエピローグ+猫とたわむれるべくいつもの場所へ来た主人公だがそこにいたのはカワイイ女の子で……本編&描きおろし後日談+独立短編8本(うち前単行本収録作続編1本)。キュートフェイス&ムチムチボディのドエロい女子どもがド迫力ボディをハードに使役しイキまくり射精されまくりなワンダーランド実現の作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。なおこちらは本則発売日より2週間以上経過の大幅遅延評価記事となったことをあらかじめおわびしておく。
売れ線まっしぐらのキャッチーな作画でもって艶めく女体乱舞の眼福すぎるエロスを展開の前単行本「いま君に恋してる」で鮮烈なデビューを飾ったのが昨春のこと。それからおよそ1年半のインターヴァルを経て待望のニューリリースだ。いますぐにでも一般誌へ引き抜かれそうな絵柄なのでその間ラノベの挿絵やらコミカライズやらに抜擢されやしないかと気が気でなかったのだけれど、どうにかエロに滞在してもらえてありがたい限り。
前作に引き続き当版元の「COMIC快楽天BEAST」掲載分を収録のこちら、ほとんどは1冊め刊行後に描かれたものなのでクオリティはさらに高値安定だ。いかにもワニマガ系列の編集が好みそうな、キュートネスとオサレ感とをほどよくブレンドのアニメ/ゲーム系のタッチはまさに現代エロ漫画読者層のニーズに対する最大公約数的なヴィジュアルといえよう。ちなみに出版社サイドから内容サンプルつきのコミックス紹介ページが用意されているので、予備知識のない方は購入可否判断にぜひ一瞥を。
この滑らかな筆致でものされるヒロイン連中はこれまた既刊同様の童顔巨乳ハイティーン~20代入りたて女子中心。ただ人妻や職業婦人の含有率が低くなった一方で「(巻末著者あとがきによれば)すごく若い設定」の娘数名が投入されたことで平均年齢がダウンしており思春期入りたて青い果実スキーの俺大歓喜ですよ。もちろん雛咲葉お得意の衣服からこぼれるおわん型のみごとなラージバストがほとんどのおにゃのこに標準装備され、既刊からファンとなったおっぱい星人たちを裏切るようなことはない。前作レヴュウ時にも書いたが、ともすればアンバランスにも見えかねない彼女らの雄大な爆乳を違和感なくスレンダーボディに落としこむ魅惑のテクニックが今回も遺憾なく発揮されていてなんともマーヴェラスだ。
1話完結の読み切りスタイルを中心に数話構成の続きものをプラスの物語たちは慎太郎シール誌物件としてふさわしい相思相愛カップルのイチャラヴがメイン。コミカルなのからしっとり叙情派まで多種多様な恋愛模様をくり広げるさまがなんとも甘酸っぱくてよろしいのだ。一部に存在の3Pや恋愛感情抜きのビッチ系も悪くはないのだけど、とくに奇をてらわない1on1のスウィートな恋人同士えっちの方が個人的にはグッときたり。以前は雑誌の方針によりページ数がかなりタイトでお話運びに無理が生じていたが、近作ではそれも緩和され普遍的なラヴコメとして心地よく受容できる。和姦一辺倒であまりヴァリエイションを持たせられないぶんは多彩なヒロイン設定によって補われており、お嬢さまからギャル系まで、はたまた一途なのありツンデレありと十人十色のキャラメイクがほどこされさまざまな需要にお応え。
ハリのある美麗な肢体をフル活用のエロシーンはきわ立って大容量ではないものの必要充分で、美味そうなおっぱいを躍動させつややかな淫裂を深紅に染めながらステディな彼氏との愛の営みに没頭するエロメスどもの痴態を詳細中継。雛咲葉謹製のダイナミックボディがトーン濃いめの画面のなかでことさら美しく映え、派手な擬音をBGMに従えながらのちんこまんこ真剣バトルが読み手の勃起中枢をダイレクトドライヴだ。あと俺的にはそれほど興味ないのだが、処女ヒロインだと必ず破瓜描写が付属するのも好事家にはたまらぬポイントかと。
のっけから好意100%なのもはじめツンツンなのも彼を思う気持ちは最初からバレバレで、自分から豊満ボディをさらけ出し股間のイチモツへしゃぶりついて奉仕活動開始だ。いとおしげにシャフトを舐めまわし亀頭の先を刺戟してたちまち先走り汁を搾取。休むいとまもなく下腹部をオープンセサミして早くもムワッと牝臭をただよわせる蜜壷を見せつけながら挿入をおねだりだ。問答無用で暴れん棒をねじこみ子宮口の奥まで突き上げるたびハートマークを乱舞させイクイク連呼の彼女らのよがりっぷりにいっそうエレクチオン。日本語にならない咆吼を発し絶頂に達しようとする彼女の内へ外へと熱いザーメンを放ち2人の恋はみごとに成就。
ヒロインたちの性格描写はともかくルックス的にはあまり差異がなく、また性器結合部ドアップになるとたちどころに面積も濃度も増す無慈悲な修整が興奮をスポイルするなどいくばくかの瑕疵はあるけれど、ワニマガ単行本らしく全方位にわたり完成度の高い抜きツールだ。加えて前作以上に作画は安定し女の子が若干ヤング寄りになってと個人的にはうれしい変化の方が多いので3冊めの発売が早くも待ち遠しいですよ。本作中ではとりわけ明確に年少設定なヒロイン登場の2本、両親の離婚で田舎の縁戚に預けられたツンツン女子がその家の少年と熱く激しく水着えっちの「真夏の迷い」と、雛咲葉キャラとしては超レアな短髪ボーイッシュちっぱいボクっ娘がたっぷり膣内射精され絶頂の光景がキュートすぎてたまらんですたいな「ハルとボク」でもって股間のマシンガンをすっかり撃ちつくした次第。

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