2015-10-04

今晩の超弦理論。

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-たくわん「ぱこたて!」クロエ出版 ISBN:9784908099120
話○ 抜○ 消小 総合○

教え子やその家族を手当たり次第に毒牙へ掛ける家庭教師と男をその周囲に絶対近づけない少女とがお互いのプライドを賭け真剣勝負スタート表題作長編6話&フルカラープロローグ&描きおろしエピローグ&プロトタイプ短編1本+独立短編2本。主人公/ヒロイン2名の息詰まる攻防を軸に酒池肉林ハーレムエロスを目いっぱい盛りこみ大量の女体が画面狭しと入り乱れる夢の光景を実現の作者最新刊は通算4冊めのコミックスだ。なお本作には「性交率0%の鉄壁美処女vs性交率100%の変態家庭教師」という、お前はいったいどこのラノベだ!ってな趣のえらく長いサブタイトルが付属しております。
この作家が主戦場としている「COMIC真激」は申しわけなくもたまのスポット買い程度で執筆陣についてもリサーチが甘く、この人の存在を知ったのはトータル3冊めにあたる去年刊行の前単行本「H・ERO -性の教室-」でのこと。当初購入予定のなかったそれを店頭見本チェックで衝動買いし、異様にテンションの高い物語展開やみっちり特濃ファック絨毯爆撃にすっかりアテられて以後イヤでも注目せざるを得なくなった次第。
そんなわけで今回は当初から指名買いのこちら、のっけから大量の惹句が入り乱れド派手な特色がおごられたクロエ出版特有のゴージャスな表紙がお出迎え。さっそくページを手繰り初出を確認すると(掲載号のデータが完璧にそろっててありがたい)、今回は描きおろしパートを除き2014-15年にかけ真激誌上で執筆の最新型たくわんプロダクト。少々ラフながらなかなかに訴求力の高い一般青年誌系/アニメ絵ハイブリッドの作画は表紙と中身とが完全コンパチであり不見転でレジへ向かっても安心だ。
真激のレギュラー漫画家たちの大半がそうであるように、この人も頭身高めの大ぶりな体躯にドドーンと景気よく飛び出したビックバスト/ビッグヒップ描写がウリ。今回はストーリーの都合上若干おっぱい控えめの娘も存在するものの、それらもむやみに肉感的なプリプリの肢体であり華奢なスレンダー女子をお好みの方は回れ右。さらに特筆すべきは下腹部のジャングルがたいそう生い茂ったヒロインの多いことで、密生したそれを指や舌先で描き分けながら秘密の花園へとたどり着いたときの達成感もひとしお。
作劇面についてはお気楽エロコメの単独読切2本はさて措くとして、きわめて独創的な初期設定とその後のダイナミックな展開がマーヴェラスなタイトル・チューン「ぱこたて!」に焦点を絞り詳述する。短編2つを真ん中にはさみ前半/後半で二分された本作のメインイヴェントとなるのは、才色兼備鉄壁処女のメインヒロイン・綾瀬ゆあ(あやせゆあ)と彼女の家庭教師として登場のスケコマシT大生・穴皆入流(あなみないれる)との、貞操をめぐる飽くことなきタイマンバトルだ。異様にガードが堅くボディタッチすら許さないゆあと、それを知力体力その他あらゆるアプローチを尽くして攻略にいそしむ入流との丁々発止のやりとりが見もの。もっともそのせいでゆあとのガチ本番は中盤まで実現せず、その間はゆあの母親や他の教え子にその妹など別の女子が読者のちんこにご奉仕。その後入流が突如EDになり入院したりそれを克服したりの紆余曲折のすえ最終的にはめでたく全員まとめてご賞味の6Pシーンが実現するのだが、カヴァーに登場するゆあの艶姿を目にしてジャケ買いの諸君はずっとお預けを食らいまことに気の毒ではある。
そんな構成上のハンディを補うかのように、ゆあ以外の女子と延々くり広げるストロングファックの応酬が序盤からメガ盛り状態。ゆあの親友にして以前カテキョに入った先の教え子・佐倉真央(さくらまお)とその妹・里奈(りな)、女盛りのボディをもてあますゆあの母、さらにゆあの空手のライヴァル・藤崎一華(ふじさきいちか)を手当たり次第に各個撃破の光景を頭からシッポまで詳細中継する。後半部はようやく攻略に成功したラスボスゆあを含めた複数まんこの夢の共演でどこまでも気持ちよく自慰表明だ。血管の1本1本/肉ヒダの1枚1枚まで執拗に刻まれた緻密な性器描写と、それらがガッチリ噛み合い粘膜どうし破けようかという勢いで四つ相撲をみっちり展開の濃厚きわまりない情交とがポリフォニックに奏でられるさまは壮観。
生まれたままの姿になり豊満な肢体をベッドに横たえながら羞恥と期待に体躯を小刻みに震わせるヒロインをゆっくりと攻略開始。指先と舌技を駆使して敏感な部分を執拗にねめ回しキュッと刺戟するとたちまちほおを紅潮させ瞳をうるませて甘ったるい嬌声を発する。アンダーヘアをゆっくりとかき分けぷっくり充血したクリトリスをめくってしとどに濡れた蜜壷へいきり立つ陽物をフェイドイン。柔肉の海へなん度もシャフトを突き立て激しく腰を使うたびラージバストをブリブリ揺らしいろんな分泌物をしたたらせながら間歇泉のごとくイキ声をもらす彼女の痴態がなんともエロっちい。幾度となく体位を替え角度を違えながらなおも続く摩擦運動にすっかり気をやり汗と涙とよだれで顔をグシャグシャにして昇りつめてゆくエロメスどもの膣内めがけ最後に熱いホットミルクの奔流をお見舞いだ。
前作に引き続き奇抜なシチュと問答無用多人数ファックの妙なるマリアージュが読み手の勃起中枢を痛いほど刺戟するド迫力の精液分泌支援物資。率直に言って物語運び自体は勢い最優先でむしろアラが目立つ部類なのだけれど(作者みずからカヴァー下で構成上のミスを暴露しちゃってるし)、突飛なアイディアをみごと具現化しストーリー全体を牽引するまでに仕立て上げる骨太の構想力がものすごく秀逸だ。この人はエロのみならず一般漫画で原作者とかをやっても成功しそう。そんなわけで前作に引き続き大いにマイサンを活用させてもらったが、主演女優たるゆあちゃんは別格として、Hに興味津々でお口のテクはすでにプロ級なちんまいっ娘・里奈ちゃんもかなり私的チンピク度が高かったです。

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