2015-10-10

今週のホタテバーガー。

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-折口「秘めくり彼女」メディアックス ISBN:9784862015273
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

バイト先の一人娘から熱烈アタックののち相思相愛バカップル成立で四六時中犯りまくり前後編+独立短編8本。甘々イチャラヴからビッチ乱交までワイドレンジな物語に乗っかりつつドスケベガールズ&レディースがおのれの情欲をフルスロットル全開でイキ狂い膣内射精され放題の肉食ファックを読者の視界いっぱいにメガ盛りの作者これが記念すべきファーストコミックスだ。ところで自分も当初読み間違えていたのでエラそうなことは言えないのだけど、このペンネームの発音は「おりくち」だからね、「口」は濁らないからね!
このたび当社から同時刊行の木谷椎をリリース当日に我先へと確保し即座に記事を書き上げたときには本書のことなどまったく意識のなかになったのだけれど(作者さますいません)、その後各種レヴュウを見るとこの単行本もずいぶん評判がいいので俄然興味が。そんなわけで先月末の正式発売からすっかり遅延してしまったものの改めて評価の俎上に載せる次第。
キュートなおっぱいっ娘が豊かな胸部をドドーンと誇示の表紙をめくると、出てくるのはオーソドックスな一般青年誌系のスッキリした絵柄。昨今この業界で大流行のコッテリ濃厚トーンワークの作画とは一線を画す比較的シンプルな仕上がりながら描線自体はしっかりしており寂寥感はない。収録作の初出を確認するとすべてが一水社の「comicエロ魂」に掲載のもので、執筆時期のスパンが短いこともありヴィジュアルの新旧差も少なくてクオリティは安定。なお「comicエロ魂」はつい先日リニューアルで「comicJSCK(コミックジェシカ)」と誌名が変わり、そちらの新創刊第1号に本作収録短編「ウォンテッド」の前日譚が載っているので併買をオススメ。
処女単行本たるこちらを彩る女性陣は10代後半近辺をヴォリュームゾーンにプラマイ数歳といった塩梅でわりと振り幅大きめだ。ただ彼女らの多様なルックスの差異は年齢の上下よりも言動や髪型など別の要因がメインで、年少キャラはそんなにロリ色濃厚ではないしお姉さん系ヒロインもアダルトっぽさは希薄。おっぱいサイズはおおむね巨乳基調ながら極端に肥大化させることのない中庸路線で、キャラによっては微乳状態からの成長過程を見せてくれてサーヴィスは合格点。加えてぷっくり感きわ立つまんこ近辺やそこからあふれ出すトロトロのお汁描写などエロパーツの作画は妙に生々しくて、我々オタ男子の内なる欲望を効果的に喚起せしめるのだ。
今回収録の物語たちはその体裁としてすべて男女合意の和姦であり、強姦輪姦だの凌辱調教だの女の子の人権を無視した凄惨なストーリー展開などとは無縁。ではどの話もお定まりのイチャラヴなのかというとそんなことはまったくなく、甘口なのからダークサイド全開なのまでじつにヴァリエイション豊富なのだ。さわやかなボーイ・ミーツ・ガールはむろんのこと、女子サイドが主導権を握り行為をリードするタイプのネタ、ドスケベビッチをいきり立つ肉棒でガッツリ成敗する系の話、そして純真無垢なヒロインをいつの間にかセックス漬けにしていく不穏な作品までおよそなんでも描きこなしてみせる。明暗いずれもワン・アイディアを上手に展開させ周到な科白まわしでスムーズに物語をドライヴさせる新人離れした作劇に思わず引きこまれた。そのぶんベタ甘純愛だけが読みたいとか逆に暗いのだけ楽しみたいとかいうユーザーには不向きだけど雑食の自分的には無問題。
新人作家ながらエロシーン濃度は充分に確保されており……いやむしろ業界水準と比較してもきわめて密度の高い濡れ場が展開される。巧みな構成で日常パートを不自然感なく最小限に切り詰め、その余剰をたっぷり本番に割いて問答無用のストロングファックをくり広げるのだ。またお話のトーンに関係なく折口漫画で特徴的なのがヒロインのはしたないイキ顔百面相と執拗なまでの中田氏複数ラウンド制で、瞳にハートマークを浮かべよだれダラダラたれ流しながらすっかりちんこに屈服しては体位を変えシチュを違えてなん度も子袋の奥にザーメンの奔流を叩きつけられ絶頂のエロメスどもの痴態に勃起中枢は常時高速駆動を強いられること必定。
清楚だったりお高くとまってたりの女子連中もいざベッドに横たわり濃厚なキスを交わせばたちどころに発情しステディな彼氏の愛撫に身を任せてイキまくり。敏感な部分を執拗に責め立てられて股間をグショグショに濡らしうるんだ目つきで挿入をおねだりだ。パックリ開いた秘密の花園の奥まで暴れん棒の侵入を許し子宮口の奥まで突き上げられてたちどころにケダモノのごとく咆吼する彼女のえげつない痴態にいっそう興奮。きゅんきゅん締めつける肉ヒダの快感に辛抱たまらず膣内いっぱいに白濁をぶちまけたのちもハードに腰を使い性器どうしの摩擦運動にいそしみ、ヒロインもその都度全身をよじらせ法悦の態でアクメ顔連発。淫語マシンガン連射しながらまたしても膣内射精を懇願し続けるオンナたちの願いどおり、ドスケベまんこの許容量いっぱいに2度3度4度と精液をぶちまけて女体征服完了だ。
ヒロイン側のS色が強めの一部作品ではマイちんこが若干意欲減退したものの、総じておそろしく息子をハードユース可能な充実の抜きツール。とりわけ1発めはぶっかけやゴムつき射精の話でも最終的には必ず膣内射精してくれ、ほとんどはその後もナマで中田氏連続というすばらしき構成がそういうの大好物な俺にはたまらないご褒美でございましたよ。デビュー当初から立派なスキルを保持しているお話運びや濡れ場演出に対して作画の方はやや無機質な印象でもう少し色艶がほしいところだが、強いてケチをつけるならその部分くらいで処女作としては上々のできばえ。どの女子も我が砲身を灼けつくほどに使役したけれど、なかでもクールな先輩女子が主人公のビッグなイチモツですっかりメロメロになりめくるめく快感に身もだえ絶頂「トリップトラップ」がラヴラヴ系の、恋愛相談に訪れた無知っ娘幼なじみJCを最終的にはすっかり生ハメ大好きドスケベ女子へと仕立て上げる「ひまりのフェロ充トレーニング」がヤバい系の、それぞれ私的最シコ物件。

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