2014-11-14

本年度の日米野球。

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-上田裕「よい子はしちゃダメ!」茜新社 ISBN:9784863494596
話○ 抜○ 消小 総合○

紹介の輪がどんどん広がり次から次へとちびっ娘へ中田氏キメてご満悦の主人公だけどやがて楽園にも破滅の兆しが……長編5話+独立短編6本+フルカラーショート2本。どこからページを手繰ってもすべすべお肌&ツルツルまんこの激烈キュートプレティーン/ロウティーンが乱れまくりイキまくりの極楽浄土が全編を支配するガチロリエロスの金字塔たる作者最新刊は通算5冊めのコミックスだ。ところで毎月10日-20日附近はエロ漫画新刊の発売が極端に減るのでいつも少し前の積み残し物件をレヴュるのだが、今回のブツは先月下旬刊行と、いくらなんでも遅れすぎな評価記事となっておりまことに恐縮千万。
やむを得ない要因もあるのだろうが、総じてエロ漫画家というのは一般誌のそれに比べ筆が遅い印象で、ことにロリ専科の人は発表ペースが数年ごととかいうのも珍しくなかったりする。そんななかこの作家は「COMIC LO」誌上でデビュー以来ほぼ毎月皆勤の優等生で、そのうえ作画/作劇とものっけから高値安定というのだから編集者は足を向けて寝られませんね。
前単行本「ろりまんガー」刊行から1年半とこの人にしては発売間隔が空いた方だが、収録作はすべて雑誌の方で読んでいたので自分的に寂寥感はない。ぷに系の愛らしい絵柄は変なクセもなくそれでいてたいへんキャッチーで、まさに現代最新ロリ漫画のメートル原器的存在だ。もっともひと目でちっちゃい娘ものとわかりすぎるタイトルと表紙絵が仇となって早くも某密林通販業者から抹殺されてしまったようなので、オンラインで入手希望の方は版元作成の単行本内容紹介ページから購入リンクをたどるのが吉。
人によっては頭身を伸ばしたりおっぱいを成長させたりした作品を混ぜることもあるけれど、上田裕の場合はかたくなに低身長スレンダーつるぺたキュートJS/JCばかりを逐次投入。わずかでも成長していると許せない真性ょぅι゙ょ大好きっ漢たちを絶対に裏切ることのないその姿勢が好事家からの絶大な支持を得るゆえんだ。髪型と目つきくらいしかキャラクターの差別化要素がなくハンコ絵ライクなのは否定できないが、それすらも固定ファンからすれば他に代えがたい魅力なのだろう。
これまではテンポよく展開する軽快エロコメの読み切りオンリーだったのだが、今作ではおそらく初となる長尺ものを収録。冒頭からの連作「こどもチェーン」がそれで、エンコーで知り合ったひとりの少女から数珠つなぎで紹介を受けバリバリJS食いまくりの桃源郷をたっぷりお届けだ。経験人数が増えるとともに公私とも抜き差しならない深みへとハマってゆく男性主人公の心の闇を逐一、しかし深刻にならない程度になぞってゆく光景はこれまでの上田裕作品の集大成といっていいかも。基本的に読者の身勝手な願望を叶えてくれつつもほんのわずかビターな現実を目の当たりにさせるいつもの作風からさじ加減がちょっとだけシリアス寄りになった感じだ。とはいえ暗黒方面には走らずエンターテインメントの枠組みから逸脱することはないので既刊からの愛読者もご心配なく。
長いのでも読み切りでも、濡れ場ははまいどおなじみエロカワハードテイスト。1話あたり16-20ページと総分量は多くないがストーリーラインをコンパクトにまとめカラミに注力することで必要充分な実用性を確保する。お兄さんやらお父さんやらの年長男性を相手にちびっ娘が奮闘する構図が体格差バリバリのじつに犯罪ティックな雰囲気なのがまたよろしい。ここへ最近はガマンしきれずヒロイン淫語乱射&トロ顔連発の扇情的な演出がプラスされてますます抜き度アップだ。
おぼこちゃんもビッチガールズも等しく華奢な肢体をあらわにしてささやかすぎる胸部の起伏をご開帳。敏感な部分を刺戟され執拗に舐めまわされてたちまちまだ少女がしちゃいけない表情を見せまずは軽く絶頂。しとどに濡れたスリットを欲棒で押し広げられ粘膜をこすり上げられて小刻みに嬌声を発するさまが愛らしくもエロっちい。コンパクトな子宮を突き上げられ手書き文字でアヘ声マシンガン連射しはじめたらファイナルアクメももうすぐだ。締めくくりはほおを紅潮させ瞳をうるませながら全身をビクつかせこみ上げる快感に身もだえするおにゃのこ連中のお大事のその奥へビュルビュル白濁液を叩きつけちびっ娘まんこ完全制圧。
キャラ造形だとか濡れ場の展開にはもはや上田裕フォーマット的なものが完全にできあがっていて新鮮味はほぼ皆無だが、どこまでもスムーズで完成度の高い画面に勘所をバッチリ押さえたエロ演出で構成には文句のつけようがない。また今作に見られるような長編作へのチャレンジなど新たな試みもあり肯定的に評価したいところ。個人的にはどうせ挑戦するならロリきょぬーさん投入とかやってほしいが、おそらく貧乳へのこだわりは譲れない一線だと思うので無理にとは申しません。このたび収録の作品群では、父子家庭仲間のおっちゃん2名が肩を並べ愛娘とえっちな団欒の「佐藤さんと鈴木さん」と、百均の電マで快感に開眼の少女がアダルトショップで玩具フルコース試用→最後は店員のナマちんこでシメ「グッドプライス」がfeel so good。

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