2014-11-07

今夜のプレッピー・スタイル。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-BOSS珍「乳輪・十色」クロエ出版 ISBN:9784903714998
話○ 抜○ 消小 総合○

性に興味津々な受け持ちの女生徒主従コンビに新米教師は振り回されしぼり取られ前後編+欲求不満のオールドミス女教師にいたぶられまくりの悪ガキは彼女へ華麗なる復讐を開始し本編&描きおろし後日談+独立短編8本。多彩な様相のビッグバスト&ビッグニップルをフル活用してはアヘ顔さらす淫乱ガールズ&レディース絨毯爆撃でお送りする作者これが初のコミックスだ。なお機種依存文字ゆえ勝手に置き換えてしまったが、単行本表題中のナカグロは本来ハートマークでございます。
自分の定期購読誌ではない「COMIC真激」ではあるけれど、毎月刊行される同誌レーベルの単行本はなんだかんだでけっこう買っている部類。ここの執筆陣は現在の売れ線ど真ん中なワニやコアのそれとは明確にラインの異なる個性派が多くて、ちょっと変わったエロ漫画が読んでみたい! という気分のときにドンピシャでニーズを満たしてくれるのだ。そしてインパクト抜群の表紙に釣られついレジへと吸いこまれた本作もまさにそうした期待を裏切らない逸品。
いきなり特大バストを惜しみなく開陳した妙齢の女性が淫靡な視線をこちらに向けるカヴァーイラストでまずツカミはOKだ。中身の絵柄もこれに準ずるもので、非常にメリハリのきいた描線が印象的なそれは最新流行のスマートなタッチではなく少々ヤボったくはあるが技術的には真激初掲載の2010年度作品から直近のものまでほとんどブレがなく当初から完成品。喜怒哀楽豊かな表情変化にダイナミックな画面構成は新人離れしたもの。ブログやツイッターでの記述などから推測するに、男性向け商業エロでデビューする前に異分野ですでに豊富な実績を積んでいるのだろう。というか同人の傾向や豪華巻末ゲスト等の交友関係から推測するに本来BL畑メインの女性作家なのだろうか?
この熟達の筆致でものされる女性陣はウブい女子高生からアラサー近辺の姥桜までワイドに用意。年齢の上下を問わず比較的キュート寄りの顔立ちにむっちりグラマラスボディの組み合わせだが、特徴的なのは乳房まわりの多種多様なデザイン。爆乳でかつ大きめの乳暈という部分までは共通ながら、陥没からピンと屹立したのまで様々な乳首の形態、あるいは素肌部分と大差ない薄めの乳頭から色素がガッツリ沈着した黒いそれまでという具合にヒロインみな個性豊かな双丘を装備しており、それがコミックス表題の由来にもなっている(まあ実際には「11人いる!」なのだがw)。
他社掲載分1本を含め、物語は総じて明るく楽しくちょっとアホらしくの明朗快活エロコメが勢ぞろい。お姉さんが教えてア・ゲ・ル系のタナボタエロスにナマイキな女をちんこで成敗の下克上セックス、はたまた暴走する少女らに精液搾取され放題の受難ファックなどなどヴァリエイションは豊富。強要めいた行為が含まれていたり途中で不穏な空気がただようこともあるものの、最終的には全員気持ちよさそうに絶頂したのちほのぼのとお話が締めくくられるので読後感はきわめて良好だ。また短編タイトルや各種ネーミングの至る所に仕込まれたダジャレネタに代表される、脱力系のコミカルな描写(それも昭和っぽいベタベタのやつ)が頻発するのがBOSS珍ならではのエッセンシャルな部分。真摯なラヴも過激なプレイもところどころ身もフタもないギャグで中和され「しょうもねぇ~」と苦笑いしつつも全ページ読み終えると心身ともホッコリ。
そうは言ってもエロシーンのみを抽出してみればそこはハードコアエロスで定評のある真激物件、問答無用の特濃ファックが随所に横溢する。濡れ場展開については男性/女性主導どちらのタイプも存在するが、テンションド高めのまま股間にのしかかり男子の精をグイグイ搾取してははしたなくイキ顔疲披露のヒロイン暴走型のえっちがもっとも作品世界にフィットしている感じ。あとプレイ内容で特筆すべきは、巨大乳首を大いに活用のニプルファックが非常に充実していること。指先や亀頭で先端を強引に押し広げられホールを形成されてそこへ怒張がグイグイねじこまれていくさまは圧巻。乳腺の奥までちんこで犯されるとともに下のお口では子宮を激しく突き上げられ、その他いろんな穴をいちどきにふさがれスペルマの奔流を叩きつけられて絶叫する彼女らのアクメ顔百面相に興奮しきりだ。
だらしなバストを開放したのち指で舌先で肉棒で乳房の全部の部分を責めたてられ初手からヒロイン悶絶。おっきな乳輪を亀頭が入るサイズに変形させられてはシャフトでそこをこすり上げられてケダモノのごとく咆吼だ。同時進行で女体の様々な開口部をペニスで充填された彼女らは目をまわし悲鳴を上げて未曾有の刺戟に全身を打ち震わせる。豊穣な擬音と駆け抜ける流線をバックに従えながらすっかり表情をトロけさせ汗と涙とヨダレまみれでイクイク連呼のエロメスどもの全部の穴へたっぷりと白くねばつく液体をプレゼント。
個人的嗜好からするとヒロインの平均年齢がやや高めではあるのだけれど、コミカルなノリの作劇とひたすら過激にえげつなく迫るエロシーンとのギャップがむしろ魅力的で心地よく愚息を使役した。正直そんなにニプルファックに思い入れのない自分でもこれだけ執拗に脳裡へ叩きこまれるとなんだか新しい性癖に目覚めそう。今回の物語たちでは疎遠になっていた幼なじみオタ男子/ビッチ女子が互いの気持ちを再確認しつつ全穴制覇「ナイショのおた×びっち」と、清楚な眼鏡っ娘爆乳JKが奇祭の雰囲気にあてられて性的受難遭遇しまくりの「電車でBO!」が私的メチャシコ物件。

0 件のコメント:

コメントを投稿