2014-09-01

今月のエキゾティック・ロリポップ。

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-へんりいだ「はつこいりぼん。」ワニマガジン社 ISBN:9784862693235
話○ 抜○ 消小 総合○

普段ツンツンじつは兄にベタぼれ実妹と可愛いふりして腹にイチモツありそなその友達の超積極的アプローチに始終振りまわされ中編3話&描きおろしカラー後日談+独立短編5本+フルカラーショート1本。凶悪なまでにキュートなロリっ娘どもがちんまいボディをハードに使役したっぷりザーメン受けとめ絶頂の夢空間がどこまでも広がる作者これが初のコミックスだ。
ビッグなおっぱいの女子連中とベタ甘和姦をくり広げ締めくくりはナマで膣内射精……というのが「コミックゼロス」(およびその前身である旧「コミックメガストア」)掲載のエロ漫画に対する世間一般のイメージだろうと思われる。たしかに誌面においてマジョリティなのはそうしたテイストの作品なのだが、その一方では数こそ少ないながらずっとド直球の炉系作家をも起用し続けているのだ。一例を挙げれば誰もがロリ漫画の大御所と認めるであろうみなすきぽぷりゴージャス宝田も旧コミメガ-ゼロスで執筆し単行本まで上梓している。そうした経緯を踏まえればガチのょぅι゙ょ描き専科であるこの人が同誌に寄稿するのもなんら不思議はないというわけ。
パステル調の淡い色彩や柔和な印象のフォントを多用した装幀もさることながら、それらの助けを借りるまでもなく全面的にファンシィさを押し出したぷに系の愛らしい筆致それ自体がへんりいだ最大の武器。2011-14年と執筆時期にやや幅があるため初期作品ではわずかにつたなさを感じるものの、直近のものなどはおそろしく解像度が上がり萌え記号の散りばめ方が洗練されてすごみすら感じるほど。この過度にキャンディコーテッドな絵柄でもって問答無用のストロングファックを展開するのだからたまりませんな!
読み切り/長尺もの問わず物語の基本構造はオーソドックスなイチャラヴのヴァリアントといえるが、ヒロイン造形の如何によってその構図は2つの対照的なパターンを示す。ひとつは純朴でおとなしいタイプのヒロインを男性サイドから行為に誘い始終手綱を握りながら本懐を遂げる系統のオハナシ。そしてもう一方が小悪魔ティックで勝ち気な少女が自分から想い人にハニートラップを仕掛けいつの間にか場を支配する女子主導型のそれ。個人的には前者のタイプが圧倒的に好みで後者はどうにも苦手なのだけれど、ドSなちびっ娘に虐げられるのをお望みの貴方ならむしろそっちこそがご褒美かと。
どっちの道を征くにせよ濡れ場は天使のごときニンフェットの肢体を存分に蹂躙するハードコアエロス。汚れを知らぬ少女が狭隘なスリットへ成人男子の巨大なブツを無理やりねじこまれてたちまちトロ顔さらし小刻みに嬌声を発しながら乱れまくる光景がなんとも淫猥だ。ちんことまんこが激しく干戈を交え粘膜どうしをこすり合わせながら往復運動をくり返してゆく結合部のディテイルを逐一フォーカシングする断面描写もすばらしく、読者のエレクチオンはどこまでも止むことなし。
精いっぱいの虚勢を張り大人ぶるヒロインはしかし前人未踏の蜜壷を執拗に指先で責めたてられたちまち陥落。未曾有の快楽を引き出され全身をビクつかせながらほおを上気させるさまがいとおしくもエロっちい。あっという間に絶頂し放心状態で横たわる彼女のお大事へこんどはいよいよ暴れん棒をインサートだ。ほとんどくびれのない第2次性徴直前のトルソを褥に押しつけ小さな女性器のその奥を男根で貫くたびまだしちゃいけないアクメフェイスをはしたなく見せつけながら甘い吐息を漏らすおにゃのこのあえぎ声をBGMにしながら子袋の奥をコツコツ刺戟し続ける。嬌声のヴォリュームがいっそう上がりギュッと抱きつきながらハートマークを四方八方にふり散らかすちびっ娘の子宮いっぱいに大量の白濁液を叩きつけ愛のレッスンも無事終了だ。
おっとり女子征服系だと壮絶に股間がいきり立つくせにサド色全開の娘だと一転シオシオになる自分はお話により実用度が激しく変化したものの、総体としては異様に完成度の高い萌え絵に充分すぎるほど濃口のファックシーンがプラスされた強力無比なガチロリ物件といえよう。これでもう少し量産がきくようになればロリ漫画界の梁山泊「COMIC LO」執筆陣を差し置いてこの分野の天下を獲れるかも知れない逸材だ。前述のとおりな嗜好の俺としては一途に慕ってくれる友人の妹ちゃんをラヴラヴ調教の巻頭短編「うぃーくえんど・かっぷる」と、漫画家志望の教え子に恋愛プロセスの一部始終をえっちに指南「なかよしりぼん」でもって精巣のストックを蕩尽。

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