2014-06-02

今夜のクリスタル映像。

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-まりぴょん「AVな彼女」竹書房 ISBN:9784812485927
話△ 抜○ 消大 総合○

美人だけど無表情で人を寄せつけない雰囲気の同僚女子が熱烈なAV愛好家と判明し彼女の望むままハメ撮り変態プレイ犯りたい放題表題作長編全10話。マークなし。クールフェイスなヒロインが濡れ場では一転エロエロに乱れるギャップがたまらなく殿方の股間を刺戟しまくる作者最新単行本は記念すべき通算10冊めにしてnot黄色い楕円物件としての第7弾コミックスだ。
当初はガチ成年向けでデビューしたものの比較的早い時期にそちらからは撤退し、近年はもっぱら慎太郎シール誌を舞台に活躍。おおむね年イチくらいの間隔で単行本をリリースしていたのが今回は前作「恋・カフェにようこそ!!(2)」発売から約2年と若干インターヴァルが長めに。そうは言っても初出一覧を見る限りではキッチリ隔月連載をこなしており長期休業などはないから、単純に創作ペースがゆるやかになったということなのだろう。
そんなわけで本作は当版元の「Namaikiッ!」誌上でロングラン連載を終了したのちすぐさまコミックス刊行とういう電光石火の早業だ。キャリア初期の少女漫画をベースとした絵柄は徐々に野郎向けエロのトレンドへアジャストし萌え風味も取り入れて洗練をきわめている。最近はとりわけ女の子の艶めくイキ顔がビックリするほどに上達して、すでにヴェテランの域に達した作家ですら急成長というのがあり得るのだと思い知らされた。
長丁場の本シリーズにおいてエロシーンの大半を担うのがカヴァーにも登場の無表情不思議系OL・松本悠花さん。あどけないお顔でいながらおっぱいボイーンの童顔巨乳スタイルはまりぴょんキャラの基本造形だが、加えてショートボブの髪型になに考えてるかわからない低血圧系フェイスとマイ経絡秘孔直撃すぎで正直辛抱たまりません。中盤以降でかき乱し役&エロ強化担当の世話焼き系ロングヘア同僚女子も出てきてこちらの方が正統派ヒロインの出で立ちなのだろうが、個人的には断然悠花さん推しでございます。
ストーリーラインはコンビニ売り誌にふさわしいオーソドックスな1on1のラヴコメ。前述のとおり中途で主人公カップルの関係に割って入るサブヒロインが投入されるものの、結局は雨降って地固まりこれまで以上の絆でしっかりお互いの愛情を確かめあう仕組みだ。悠花さん好きすぎな俺としてはおじゃま虫女子など登場させずひたすら2人のイチャラヴでもよかったのだけれど、まあ多少はハラハラドキドキさせた方が物語としての収まりはよろしいかと。
ほぼ一本道の単調なお話にアクセントをつけるべく、濡れ場の趣向はじつに多彩。とりわけAVマニアという基本設定を活かしたヒロイン提案のえっちぃシチュ逐次投入が効果的に勃起中枢をハードヒットせしめる。趣味バレ時の口止めHにはじまり痴漢ごっこにハメ撮りなど初級コース、さらには別人に扮してのナンパファックに公然露出セックスのキワモノプレイと股間直撃のエロスが目白押しだ。ふだんは能面のごとく冷静な面構えの悠花さんがこれらのアブノーマルな行為には超反応しトロトロに表情を崩しては派手に乱れまくるギャップがまたすばらしく、コンビニ誌基準の無慈悲な白抜き消しをものともしない対ちんこ攻撃力に感嘆しきり。
平然とした表情で衣服を脱ぎ捨てむっちむちの裸身をさらすヒロインに誘われるまま、彼女の大ぶりなニップルにむしゃぶりつき下腹部の茂みを責めたてる。鉄仮面のごときクールフェイスがたちまち決壊し荒い息を吐いて随喜の涙を流す悠花さんの絶品トロ顔にいっそう股間もエレクチオン。屹立したままの欲棒を彼女の淫穴にねじこみハードな抽送を開始すれば汗と涙とよだれでお顔がたいへんだ。幾度となく体位を変え摩擦運動のスピードを上げるたび嬌声のオクターヴも高まる一方。法悦の態でクライマックスを迎える彼女の子宮の奥深くへ最後たっぷりと精液を叩きつけ種つけミッションコンプリート。
既刊でもコンビニ誌物件としては破格の実用性で大いにお世話になってきた作家だが、今回はヒロイン造形が自分的に最強すぎて我が股間はフルバーストだ。これ1作で完結しちゃうのがもったいないくらい悠花さんにはとりこにさせられたが、まあこれくらいの分量で収束させる方がオハナシとしては正解なのだろう。それにつけてもこんなに飛躍的にエロっちくなったアヘ顔描写をコンビニ誌のみに押しとどめておくのはまったくもったいない話で、いまこそガチ成年向け媒体へ高らかに復活してもらいたいもの。どこかの編集さんご検討していだだけませんかね。

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