2013-12-29

今晩のヒロシマ・ノート。

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-椿十四郎「イモウトマニュアル」ジーウォーク ISBN:9784862974082
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

両親が亡くなり遺産を一手に管理する主人公は家長の威厳をタテに妹3人の肉体を毎日美味しく頂戴連作3話+独立短編4本(うち単行本描きおろし3本)。発展途上のヤンガーシスターズが勢ぞろいしお兄ちゃんの近親ザーメンを搾取しまくるというインセストタブーどこ吹く風の発情ぶりがすばらしすぎる作者最新刊は新作単行本としての6冊め(トータルでは8冊め)のコミックスだ。
2008年に処女作「実姉双姦ルート」を上梓して以後ひたすら近親相姦ひと筋に駆け抜け、もはやすっかりこのジャンルのオーソリティ。ジーウォーク以外からは初めての作品集となった今年6月刊行の前単行本「my妹しーくれっと」(ティーアイネット)からホームグラウンドに戻って今年2冊めのリリースだ。当社物件としては昨年夏発売の「シスター⇔シスター」以来となる。
今回は表紙がずいぶんシックな装いで一瞬ビックリしたのだけれど、中身のモノクロ原稿はいつもどおりほどよくポップな一般青年誌調の絵柄。昨今のエロ漫画としてはわりとトーンワークを密にしない部類のタッチだが、このスッキリした筆致にはむやみやたらと陰影を強調しないフィニッシュの方がお似合い。ヴィジュアルに華やかさはなくむしろ地味な部類なのに、それがある種の実在感をかもし出し興奮をいっそう強く励起せしめるのだ。
血縁エロであれば年長/年少どちらもこなす人だが、今回は前作と併せそのタイトルどおりに妹ネタオンリーであり幼い娘スキーの楽園ゆえオネーサマ大好きっ漢は回避すること。ただしいつもそうだが椿十四郎作品における兄妹/姉弟の年齢差は比較的小さいのでヤンガーシスターといっても極端にチビっこくはなく、今作だとおおむねミドルティーン中心に展開される。幼年時代は過ぎ去ったとはいえ思春期迎えたて少女が多数派なのでボディラインは全般的に華奢で、一部の例外を除きバストもあまり発達していない部類。しかしながらこの中途半端というか絶妙な発育具合が好事家の勃起センサーをたまらなく刺戟してくれるのですよ。
今回くり広げられる物語たちはこの作家の手がけるものとしてはわりかし序盤が不穏で、立場を利用し妹の身体を好きにしたり言葉巧みにだまくらかして本番へ持ちこむタイプのが多め。ただしそれらものっけから牧歌的な雰囲気なものもいずれも、最終的にはお兄ちゃんのちんこパワーにすっかりメロメロになりはしたないアヘ顔さらして絶頂の和姦ファックへと至るので心配ご無用だ。膣内へ一発濃ゆいのをぶちこまれたあとはたちまちザーメンのとりこになってヒロインが自分から腰を振りはじめるのだからたまらない。
そんなわけでエロシーンに突入すればどの話もみな等しく兄妹の禁断の交わりがじっくりねっとり濃密に描かれる。サッパリした絵柄なのに性器はやけにリアル志向であり、血管がビキビキと浮かび出た包茎ちんこやピンク色の肉ヒダを全開にしたすべすべまんこがガツガツと干戈を交えるさまがすばらしく淫猥だ。また特筆すべきなのがセックスさなかの女子連中のじつに扇情的な表情で、行為に熱中し汗もよだれも鼻水もおかまいなしにたれ流しながらダイナミックによがり狂う淫乱変化百面相は全エロ漫画中でも屈指といえよう。
当初気乗りしない様子で兄の愛撫につきあっていた妹もいざ蜜壷の奥へシャフトがねじこまれるとただちに態度を一変。ちっちゃなお尻を小刻みに振りスレンダーボディをよじらせながら快楽享受に没頭だ。目に涙を浮かべ歯を食いしばりながらこみ上げる性的衝動を必死にこらえる彼女らの媚態が異様にいやらしい。さんざん内奥を突きまわされてついに理性の壁も崩壊し、恥も外聞もなく咆吼しうわごとのように膣内射精をおねだりしはじめたら陥落もすぐそこ。お望みどおり2度3度4度とティーンエイジまんこへ兄貴汁をぶちまけ続けると妹ちゃんは白痴じみた恍惚のアヘ顔を見せつけ昇天だ。
各回ヒロインの私的お気に入り度により若干使用感が変化したものの、総体的にはおそろしく実戦的な抜きツール。あまり美少女っぽくない素朴なルックスの彼女らが下品な痴態さらしてイキ狂うそのギャップが読み手の原初的な情欲を激しくそそり止むことがない。それとこの作家は長編の構成力をやや欠くのだが、短編メインにして唯一の続きものもシンプルにヒロイン3人各個撃破に徹することにより弱みをうまくカヴァーしているのも加点ポイント。俺はこの人の場合姉ものより妹ネタの方が圧倒的に抜けるので本作はさらに評価マシマシ。なかでも眼鏡/お下げ/制服という具合に作者自身の趣味を前面に押し出した冒頭短編「しーくれっと?もーにんぐ」と、椿十四郎キャラとしてはきわめてレアなベリショ爆乳妹ちゃんがすばらしくマイちんこに響きまくる「プールにイケナイじゃん」の両描きおろし作品で我が砲身を灼けつくほどにrubbing。

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