2013-12-21

本日の旗本退屈男。

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-早乙女もんどのすけ「彼女の穴。」一水社 ISBN:9784864162081
話○ 抜△ 消小 総合○

排泄の悦楽におぼれ汚穢まみれのシャフトに貫かれて絶頂する少女たち表題作オムニバス3話&1エピソード続編+爆乳バレー部コーチと彼女率いる部員らそろっておっきい方をひり出してプロローグ&本編+肛門周辺プレイ特化のメイド喫茶で倒錯の限りを尽くし連作2話+独立短編3本+長尺イラストストーリー1本。スカッとさわやかに茶色い固形物をまき散らしそこかしこに臭気が横溢するなかくり広げられる両穴ファック絨毯爆撃に圧倒されっぱなしの作者初単行本だ。なお題材が題材だけにこのあとお食事予定の方は以後の記述は見ずにブラウザを閉じることを強く推奨する。
この作家に関する予備知識はつい先日までまったくなかったのだが、ある日その絵を目にして突如とあるひらめきを感じ取り以後こっそり動向をチェックすることに。その矢先にコミックス発売の報を耳にして矢も楯もたまらずレジへ駆けこんだ次第だ。もっとも作者公式ブログによれば「よく似た絵柄の人もいますが、一応別人格扱いになってます」とのことなので以後この件に関しては言及しないことにする。しかし俺のよく知っている徳……作家とこれほどまでにうりふたつな線を引けるなんて、いったい正体は誰なんだ……(棒)。
単行本の方に初出一覧はないが前述の作者サイトを見ると一水社のテーマアンソロ収録のものが中心のもよう。こういうのこそきちんとどの媒体に載ったのか明記してこの本から興味を持った読者を自社物件へ誘導しなくちゃならないのに、ここの編集担当はずいぶん欲がないですなあ。とまれたとえばコアやワニなどエロ漫画界のメインストリームでは間違いなく行き場のないネタであり、おそらくはそれゆえのこの名義創出なのだろう。
アニメ系のキュートな絵柄は泥くささのまったくない訴求力の高いもので、この筆致でふだんはあまり描かないハイティーン~20代前半くらいの食べごろ女子を量産していてビックリした。今回ビッグバストばかりなのはそれ系も描くので免疫あったけれどこちらの仕事ではょぅι゙ょを封印しているのは知らなかったから新鮮。まあスカのうえにロリだといっそう客層が狭まるのかも知れないが。
そんなわけでプレイはすがすがしいほどに全編黄土色の固形物にまみれた糞尿譚オンリー。和姦とか凌辱とかいう区分はほぼ意味がなく、女の子がぱんつを茶色く汚し菊門から景気よく老廃物のソーセージを産出する場面をただひたすらカメラ・アイで追いかける。通常のエロ漫画のような挿入シーンももちろんあり前後の穴をゴリゴリ活用はするのだけれど、画面上のインパクトはやっぱり排便それ自体の方が圧倒的。その他わずかにフタナリ話が混入しているけれどもこの強烈なうんこ世界にあってはそれすら甘っちょろく場違いな印象ではある。
爆乳爆尻ラヴリィフェイスの制服女子がすっかり括約筋のガードをゆるめモリモリ音を立てて一本糞をひり出す場面から濡れ場がスタート。いちばん恥ずかしい場面を公衆の面前にさらしながらたったいま空洞になった直腸にたぎる怒張をねじこまれてさらに悶絶するヒロインの必死のガマン顔がなんとも淫猥だ。大腸の奥を激しく刺戟されてもういちどもよおしたヒロインはまんこも肛門もガバッと見せつけながら一世一代の大量脱糞を演じ同時にファイナルアクメ。
そんなわけで抜き物件としては超絶に訴求対象が狭く間違っても万人にお勧めとはいかないが、とびきりカワイイ系な絵柄でハードスカトロを読みたいというニッチな需要には全力でお応えであり好事家ならばマストバイ。もっとも2次元おしっこは大丈夫だけどうんこはNo Thanksな自分もひたすら女の子が可愛いのでなんとか読み通せてしまった。いずれ絵のそっくりな別の漫画家さんのでもこんなおっぱいっ娘がドカドカ出るのを堪能したいもの。

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