2013-11-25

今週のスーパーソニックライン。

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-コテング「妄想ラヴァーズ」ワニマガジン社 ISBN:9784862692740
話△ 抜○ 消小-中 総合○

一見ドSじつはドMの先輩女子をラヴラヴ調教本編&描きおろし後日談+独立短編10本+フルカラーショート1本。キュートなお顔にばいんばいんフェイスのえっちぃ女子どもが爆乳フリフリ膣内きゅんきゅんイキまくりのワンダフルセックスライフ波状攻撃に心はほっこりちんこはモッコリの作者これが初の商業コミックスとなる。
ゼロス組の合流で業界一の大所帯と化したというのになおも積極的に各方面から新たな才能をスカウトしまくるワニ編集スタッフがまたしても送り出す期待の新鋭。といっても例によって同人畑からの発掘で、そちらではすでに大いに名を成している人のよう。よくよく蔵書を振り返ると自分も薄い本ですでにお世話になっていたのでした。
ほどよく萌えでほどよくオサレなアニメ/ゲーム系の絵柄はのっけから訴求力抜群で、いかにもこの出版社が好みそうなタイプ。大きな瞳に小ぶりの唇というあどけない系のフェイスでいながら首から下は熟れすぎなくらいギュウギュウにお肉が盛られており、お顔の面積に匹敵する巨大な双丘とどこまでも丸く雄大な臀部が標準装備だ。これがリアル女子だとシリコン感バリバリの不自然な凹凸になるか腹もいっしょに肥大化するかで目も当てられない惨状になるところだが、優美な胴体のラインに無理なく爆乳爆尻が融合するミューズのごとき肢体描写はまさしく2次元ならではの造形美。
収録作は中途の描きおろし漫画を除き2011-13年にかけ「COMIC失楽天」に執筆されたもの。もっとも単行本化の際にかなり加筆修正をほどこしたとのことで、実際公式ブログの当該記事で言及しているように、最初期の作品についてはほぼ全面改稿と言っていいほどの手直しがなされている。そのぶん中途半端に古いものは逆に直近作との差異が目立ってしまうのは皮肉だが、描き直し分の原稿料が出るわけでもないのにこれだけ手間ひまかける作者の心意気がうれしいじゃないか。
慎太郎シール誌のレギュレイションに合わせてか、物語は大半が肩のこらない甘口のライトコメディ。きわ立って個性的ではないものの定番シチュを破綻なく料理したクセのない作劇はあたかもミネラルウォーターのごとくスイスイ摂取できる。好き合う同士のタイマンラヴを主体としながら一部に口先巧みにセックスに持ちこまれたり不特定多数と致したりとおだやかでない雰囲気の話もあるけれど、それらも最終的にはヒロインが気持ちよさそうに絶頂するので読後感はさほど悪くない。
もっちりボディを最大限に活用のエロシーンは必要充分なヴォリュームを備え、随所に多彩なエフェクトが入り乱れるド派手なもの。とりわけ大ぶりの乳首をドーンと誇示するかのごとく緻密なトーンワークやシズル感あふれる各種液汁描写がたいそう素敵だ。いやらしく屹立したニップルやぷっくり盛り上がった恥丘などエロパーツもやけに扇情的で、これらをハードに使役しながら柔肉の奥へ中田氏し放題のフィニッシュへと至る一連のシークエンスはワンダフルのひと言。
スイカ顔負けの雄大なおっぱいを両サイドから揉みしだかれヒロインたちまち荒い吐息をもらし頬を赤らめて発情。土手高まんこをしとどに濡らして早くも出迎え体制は万全だ。ピキピキ元気なシャフトをゆっくり挿入されて早くもいっちょ前のアクメ顔さらしては激しく腰を使い積極的に快楽を享受する。ラストははち切れんばかりのフトモモをM字に開きはしたなくお口開けながらだいしゅきホールドをキメてくるヒロインの子宮めがけてたっぷりと熱い飛沫をお見舞いだ。
前述の熱心な加筆修正の甲斐もあり、初単行本にもかかわらず作画のクオリティはきわめて高値安定で文句のつけようがない。ちんこまんこの消しもいまとなっては相対的におだやかな部類で気持ちよく股間をシェイクできることだろう。あとはていねいではあるけれど若干ステレオタイプな物語展開にいくばくかの個性が加わればモアベター。たとえば本レーベルより同時発売のひげなむちがオリジナリティあふれる蠱惑的なソフトNTRを武器としているように、この人もなにか自分だけのウリを今後身につけていくのを期待する。今回収録のものでは、ちょいダサお下げ三つ編みデコ眼鏡の演劇少女がOBのえっちな演技指導で初絶頂の「妄想眼鏡」と、ショート巨乳の初心者山ガールが雄大な自然のなか開放的なHに開眼「絶頂マウンテン」がマイフェイヴァリット。

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