2013-07-27

本年度のシルヴァースラッガー賞。

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-エレクトさわる「神曲のグリモワール」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799204535
話○ 抜○ 消小 総合○

よこしまな魔力を宿した書物に心身を支配され淫欲の限りを尽くす少女たちを救うべくヒロイン奮闘表題作長編6話(第1-6節、以下続刊)&シリーズ番外短編2本。怒濤のファンタシー大作で読者を魅了した作者が趣向も新たにスタートの通算7thコミックスは当レーベルからの第4弾だ。なお本作は通常版とともにお昼寝ランチョンマット付き限定版が同時にリリースされているが、自分は特典なしの前者を購入している。
複数の媒体で活躍する作家だが他社ではおもに現代日本ものを手がけていて、去年末に茜新社より刊行された前単行本「おっぱインフィニティ∞!」はそちらの系統だ。一方で当社の「コミックアンリアル」では剣と魔法ティックなRPG風味のファンタシーをずっと描き継いできている。当然のごとく本作もエレさわファンタシーワールドの舞台設定をシェア。
今回はサブタイトルで「PANDRA saga 2nd story」と題されているように、同じKTCから発売の学園ファンタシー巨編「PANDRA -白き欲望 黒の希望-」(1巻2巻)から世界観のみならず登場人物までも一部を持ち越してきたスピンオフ作品。前作では脇キャラとして登場した有角図書委員長・ユニコをメインヒロイン兼狂言まわしに据えて新しい物語を編みはじめる。前作レヴュウ時にも記したが自分もユニコはお気に入りだったので引き続きの活躍にニッコリ。
いまのところストーリーは学校内だけで完結しているので(雑誌連載分ではお外に出たけれど)、登場する女の子は食べごろハイティーンガール専科。おっぱいサイズも大・中・小と取りそろえあらゆるニーズにお応えする。また今巻はオハナジの序盤にあたるためか前作キャラがずいぶん多く顔を出していて、既刊読破済みのエレさわファンにとってはおなじみのメンツに再会できて喜びもひとしお。そう言いつつ後輩っ娘やだらしな爆乳さんにクールメガネなど新規ヒロインも多種多様で(あと男の娘もカワイイぞ!)、いっそう目移りすること請けあいだ。
こうしてずらりと並べたオールキャストがくり広げる物語は「七つの大罪」をモティーフにした魔導書に操られ内なる性的欲望を開放する人びとをユニコたちが救済してゆく、いわばおつかいクエスト数珠つなぎ。イヴェントをクリアするたびに正気に戻った被害者たちがユニコの新たな仲間となり冒険が続いてゆく仕組みだ。1巻終了時点までで姿を現しているのは「色欲」「暴食」の2つにすぎないが、これが7つ全部そろったところでラスボス登場→苦労の末倒してエンディング到達となるのだろう。
各話の当番ヒロインが魔導書のせいでエロエロになり自分から男どもを誘惑しハメられ、状況によってはプラスしてユニコをはじめとした周囲の女子も巻き添え食らって全部の穴にぶちこまれ、というのが濡れ場の基本パターン。むろん通常男性もちんこたぎらせて行為に参加するのだが、エレさわ得意のウネウネ触手がそれ以上の勢いで画面を支配する。大量の触手が魔導書から出現して女体を這いずり全部の穴へ侵入しては汚濁した体液を泡立つほどにまき散らす、キルタイム伝統の王道触手凌辱ものの黄金パターンがこれでもかと反復される光景はただただ壮観。
書物から飛び出し無数の分岐へと姿を変えた軟質の肉塊が独立した生物のように少女を襲い、タコの足さながらにその肢体へと巻きつきながら媚薬様の粘液を分泌。敏感なスポットをいくつも探り当てられ執拗にそこを責めたてられてヒロインたちまちだらしないアヘ顔さらして絶頂しまくりだ。しまいにはもの欲しげに触手をしゃぶり淫語連射しながらケダモノのごとく咆吼する始末。痴呆じみた表情をさらけ出し自分から凌辱プレイの数々を実況しながら白目を剥く女子連中は最後に白くて熱い粘液を全身くまなくぶっかけられてファイナルアクメ。
壮大なテーマとあふれんばかりの構想が随所に開陳されていて逆にこれが手ごろな分量で収まってくれるのか一抹の不安はあるものの、おもしろく読めて心地よくちんこをしごけてと発進~第1コーナーまでは順調だ。あとは抜きツールとしての高い水準を保ちつつタイトに物語を引き締め山あり谷ありフィナーレまでずっと盛り上げていただければ重畳きわまりない。さすがに♂×♂プレイは実用度が下がったもののそれ以外はどの抜きキャラもたいそう活用させてもらい、とくに縞ぱんをくぐり抜けた大量の触手に図書委員まんこをゴリゴリ貫かれイキまくるユニコたんの痴態には前作に引き続き大いにお世話になりましたよ!

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