2013-06-24

本日の東亜モンロー主義。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-天羽真理「桃色SWEETガールズ」マックス ISBN:9784863790933
話△ 抜○ 消小 総合○

魂をもらいに来たという悪魔っ娘姉妹をダブルでご賞味連作3本+いつまで経っても手出ししてくれない草食系彼氏に業を煮やしたヒロイン猛烈アタック本編&描きおろし後日談+独立短編5本。リリカルキュートな萌えっ娘どもがステディな男子との甘々セックスでカワイくイキまくりのファンシィな光景がどこまでも広がる作者この名義での4冊めはマックスからの3rd単行本となる。
この人の現在の主戦場である「コミックポプリクラブ」誌上ではわりとコンスタントに描いていた印象だったので、前作「H系女の子」のリリースからもう2年半も過ぎているというのは意外。初出一覧を見てみると年4作ペースとたしかに産出量少なめなのだが、みごとに3か月ジャストの等間隔で執筆しているのであまり空白が空いた気がしなかったのだろうな。
ともあれひと目見ただけで少女漫画由来とわかる繊細なタッチはあいかわらず極上のシルキーさで、昨今すっかり女流漫画家の梁山泊と化したポプリクラブにあっても飛び抜けてファンシィな雰囲気。野郎作家的萌え絵とは一線を画す絵柄はたしかにわずかばかりの違和感をともなうのだが、そのギャップが天羽真理特有の魅力にもつながっている。
このすばらしき筆致でものされる女性陣はミドル~ハイティーンの食べごろ世代が逐次投入されており、表紙/裏表紙でお出迎えのおにゃのこズに象徴されるように大半がおわん型の豊かな双丘を標準装備。若干名お胸のささやかな女の子もいるのだが彼女らもひとたび脱げばそれなりに存在感のあるバストでいらっしゃるので、前ペンネーム時代に描いていたようなスレンダー貧乳っ娘の幻影を忘れられぬ向きはそろそろあきらめるべし。
そんな彼女らが乗っかる物語たちは鬱度0%のベタ甘ラヴコメ絨毯爆撃。掲載誌の方針もあってフェニキア雅子名義で描いていたようなビター含みの叙情派ラヴは影をひそめ、砂糖菓子をエンドレスでお口に突っこまれるようなスイーツ全開の恋愛模様が全編を支配する。ゆえにお話のコクは希薄になりがちなのだが、そのへんは女の子の多彩なキャラメイクでもってカヴァー。押しかけっ娘から幼なじみ、親戚にクラスメイトなど十人十色のおなごどもとハッピーな時間を過ごす幸せにドップリひたり読み手の身も心もほわほわ気分。
エロシーンはきわ立って高密度とは言えないまでも必要充分なヴォリュームを確保。こってりテカテカとトーンを乗っけたクドめの仕上げが流行りのなか、陰影表現を最小限にとどめてお肌の白さを引き立てるような演出が逆に他作家との差別化に貢献しておりグッド。滑らかなボディをくねらせたわわなおっぱいを揺らしながらこみ上げる快楽に甘い吐息をもらす彼女らの痴態がたまらなくエロっちい。端正なお顔を真っ赤に染め小刻みに嬌声を発する絶品のイキ顔を前にぼくらのおっきも止まらず。
彼女の方からすみやかに着衣をキャストオフして豊かな2つの突起をあらわにし、すかさず谷間に男の欲棒をはさみこんで搾精作業開始だ。両サイドからの刺戟にひとしきり悶絶させられたのち、反撃とばかりにヒロインの秘密の花園めがけて如意棒をインサート。激しくシャフトを出し入れされるたびアンアン声をもらし上気した表情で快楽に身もだえするさまがなんともいとおしい。往復運動も佳境に入りアクメ声のBPMが急速にスピードを増すと彼女の絶頂ももうまもなく。はしたなく膣内射精をおねだりする彼女の子宮の最深部めがけて熱い飛沫をたっぷりと叩きつけ中田氏ミッション完了だ。
いささか展開がイージーゴーイングすぎるきらいはあるものの、そのぶん濡れ場の比重を増すことができ抜きツールとしてはこれで正解。時節柄気になる修整具合も漆黒に近いトーンではあるけれど面積はひかえめでうれしいところ。コッテリねっとり特濃ファックもむろん好きなのだが常時そればかりではゲップが出そうになるので、たまにこういうさわやかエロスを摂取するのも気持ちがいいものだ。俺的には道端で拾ったネコミミ女子と甘く激しくエロエロに「ひろって下さい」と、昔なじみの女の子と大学で再会し裸のお付きあいスタート「花のキャンパスライフ」で心ゆくまでヌキヌキにいそしんだ次第。

0 件のコメント:

コメントを投稿