2013-02-22

今宵のエネミー・ゼロ。

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-うましか「じゃくにくきょうしょく -若肉饗食-」茜新社 ISBN:9784863493452
話○ 抜○ 消小 総合○

まるで暴君のようにふるまう姉のセクハラティックな行為に耐えかねて弟くん下克上前後編+独立短編6本+フルカラーショート1本。繊細な筆致で描かれるキュートガールズが熱に浮かされるがごとく美しく淫靡に乱れまくる光景を腹いっぱい味わえる作者通算5冊めのコミックスはひさしぶりのお目見えだ。
今回同様茜新社から上梓された前単行本「ご主人さまをつまみぐい」の発売からはじつに3年以上の歳月が流れ、その間にこの人がホームグラウンドとしていた「COMIC RIN」があっけなく終焉を迎え諸行無常である。今作はそのRIN掲載分と同誌消滅後に同じ版元の「コミックシグマ」、「COMIC天魔」などで執筆したものを合わせてまとめ上げたもの。
デビュー当初はアダルトな魅力で迫る大人女性ばかりだったのに本が出るたびにヒロインの年齢層が下がっていき、RIN移籍後はすっかりティーン専科に。よって今回も主流はJKあたりなのだけれど、掲載誌休刊→他流試合の影響か20代含有率が若干アップ。それにともないおっぱいサイズも再び増量気配となり、表紙のように横になってもシルエットの崩れない2次元ならではの美巨乳さんが多数派となった。個人的にはうましかの描くモデル顔負けの美麗なバストはたいそう好みなので大歓喜ですよ。逆につるぺたスキーにはつらい構成となっているので貧乳愛好家は回れ右。
テンプレ上等なメイドハーレムものに徹していた前作から読み切り主体となって物語のヴァリエーションも増えたのかなと思いきや、こんどはまた別方向でネタが収斂方向へ。帯で訴求しているように年上女子×年下男子のいわゆるおねショタがずいぶんのしてきていて、さらに担当編集の好みなのか比較的強気ヒロイン押しになっている。いずれにせよ肩のこらない和姦主体で読後感はきわめて良好であり、修羅場フリー設計の心地よい感触が日々のハードな現実にうちひしがれ痛んだハートに優しく染みわたるのだ。
彫像のごとき完璧なプロポーションを持ち神秘的な笑顔を浮かべるビューティフルガールがいきなりリミッター解除し派手にイキまくる扇情的なエロシーンはうましか最大の魅力で、とりわけぷっくりまんこが野郎どものイチモツを独立した生きもののように包みこみキュッと締めつける断面描写は白眉。あまりモリマンすぎると玉袋みたいでイヤになるのだがこの人の描く適度にお肉の乗った淫裂はじつに美味そうで、透過処理された男根越しに柔肉の収縮する光景までが見えるさまが読者の勃起中枢をしたたかに打ち据える。
着衣をはだけ乳やら尻やら滑らかなボディのエロいところだけを露出するヒロインのお姿に辛抱たまらずルパンダイヴし、いきり立つ欲棒をおもむろに秘密の花園へインサート。たちまちほおを紅潮させ呼吸を荒くしながらハートマークをまき散らす彼女の痴態がなんとも淫猥だ。ぷにぷにスリットを自分からシャフトへこすりつけては全身をのけぞらせ豊かな胸を揺らす緒にゃのこの内奥めがけまずは第1ちんこ汁発射。休むいとまもなく体位を入れ換えて第2第3第4第5とザーメン乱れ撃ちするたび彼女の嬌声は加速度的にBPMが上がり、トロトロのイキ顔さらし日本語にならない咆吼を四方八方にばらまいて絶頂だ。事後グッタリと横たわり汗みずくでセックスの余韻にひたるヒロインの艶姿にぼくらの勃起も止むことがない。
おねショタにさほど強力な思い入れのない自分はややとまどいも覚えたのだけれど、清楚な雰囲気の女の子がスウィッチが切り替わるや否やド淫乱に変貌する素敵なうましかマジックはあいかわらずで気持ちよく使わせてもらった。RIN掲載作品でいくつか収録もれがあったのは無念ながら次のコミックスでまとめる予定とのことでそちらを楽しみにしておこう。収録作のなかでは年上ヒロインとショタ男子とが昼夜問わずサルのようにつがいまくりなん度も膣内射精三昧の「オルスバン」と、朗読代行業の女性に官能小説を読ませすっかり発情の彼女と成りゆきH「Reading Agency」がことのほかマーヴェラス。

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