2013-02-26

今晩の昭和維新。

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-URAN「姉弟中毒」富士美出版 ISBN:9784799501870
話○ 抜◎-○ 消極小 総合○

親の再婚でできた美人義姉2人と主人公との甘々3Pライフ連作4本&描きおろしフルカラー導入編+スポーツジムの美人インストラクターたちが会員相手にカラダで特別指導連作2本+短編4本(うち前々単行本収録シリーズ1本)。ムチツヤボディのおにゃのこ連中が可憐な笑顔と淫蕩なアヘ顔と対照的な2つの貌をぼくらの前だけで見せてくれる作者最新単行本は通算6冊めにしてこの版元からの4thコミックスだ。
去年8月にコアマガジンより発売の前作「とろとろくり~むぱい」以来のお目見えだが、内容的にはそのひとつ前となる2011年発行の「アネキネコ」とより密接に関連。今回収録されている作品の前日譚や本編に相当する部分がそちらに載っているので、可能ならば双方まとめて購入するといっそう楽しめる。
昭和末期~平成アタマあたりのアニメ絵をベースとしつつもトーンワークなどの画面処理にはディジタル作画による最新テクニックを導入した美味しいところ取りの絵柄はますます洗練され、初期単行本と比較するとキャラたちのほんの小さな表情の揺れまでもしっかりと把握できる。直近1、2年の雑誌掲載作品ばかりゆえ1冊トータルの絵柄の統一感も抜群で、表紙/裏表紙のカヴァーイラストがそのままモノクロ原稿のタッチだと思って問題ない。
わずかな例外を除き登場するヒロインは大ぶりのバストと安産型のヒップを標準装備の食べごろボディで、ツヤツヤと多めにハイライトが入れられた張りのあるお肌がなんとも扇情的だ。年齢的にはハイティーン中心に上方向を数名プラスというところだが、冒頭連作「姉僕」シリーズをはじめとして年長女子×年下男子もの多めなのが今作の特徴。この人の描く女子は明確に童顔寄りなフェイスなので見かけはあまりお姉さんお姉さんしてはいないものの、性格描写にはそうした関係性を前面に押し出して好事家にはたまらん仕掛けとなっている。
たまに描く本格長編では愛憎入り乱れるシリアスな恋愛を手がけるけれど、今回は読み切りもしくは短編連作で肩のこらないラヴコメが主体。個人的には設定がやや大仰でともすれば意あって力足らずになりがちな長尺ものよりは軽快ななかにも真摯なラヴを上手に調和させる短めの作品の方がURANの本領が発揮されると思っているので本作のような構成が好ましい。同じラヴコメの範疇であってもお話によってコミカルなのからしっとり系まで自在に味つけを変えられるあたりは着実なキャリアの蓄積のなせる技だ。
女の子のたゆたゆボディが画面いっぱいに乱舞するエロシーンはなんとも豪華絢爛で、大量の体液にまみれ派手な擬音をBGMにしながらキュートにイキまくるヒロインの痴態を大ゴマ使って完全生中継。また女の子のキャラメイクが多彩なぶんリアクションもヴァリエーション豊富であり、前戯-挿入-膣内射精のシークエンスは共通でもさまざまな反応が楽しめる。
独立した生きもののように躍動する2つの双丘を両サイドから揉みしだきながら各部の突起をねぶり倒すうち彼女の蜜壷もすっかり濡れて受け入れ準備完了だ。ビラビラをみずから押し開き挿入をおねだりするヒロインの肉襞へ元気いっぱいの陽物を突き入れて激しく粘膜のなかを往復させる。たちまち随喜の涙を流し四方八方にハートマークをまき散らすさまがたいそうエロっちい。大ぶりのクリトリスをこね回しつつ抽送スピードを加速させ、いよいよ日本語にならない嬌声を発しはじめた彼女の土手高まんこの最深部へたっぷりと白濁液をお見舞いだ。
健康的なタッチにふさわしくさわやかな恋愛を描き出すストーリーテリングにもちもちした肢体をハードに使役する濃口ファックが組みあわされオカズとしては万全の1冊。女の子の造形しだいで私的抜き度に若干幅は出たが基本的にはどれをとってもウェルメイドで万人向けといえよう。今回収録のものではちょっとすなおになれない系のくせに弟大好きっぷりでは誰にも負けない黒髪ショートボブ巨乳っ娘の舞子姉がマイ経絡秘孔直撃な巻頭の「姉僕」シリーズと、短編ではゴーイングマイウェイな祐子先輩が動物につられ主人公宅に入りびたるうちラヴ突入「懐いてい~よね」がことのほかお気に入り。

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