2012-12-24

今晩のカレー福神漬。

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-しんしん「心身相姦図」マックス ISBN:9784863790834
話○ 抜○ 消小 総合○

体調不良の幼なじみを元気づけるべくヒロインは猫耳ブルマ姿で迫り本編&描きおろし後日談+えっちで生徒も教師もお悩み解消カウンセラー大活躍連作2本+独立短編7本。ラヴリィなおっぱいっ娘が妄想こじらせハチャメチャファック→ギャフンオチの黄金パターンが楽しい作者こちらが通算2冊めのコミックスだ。
処女単行本「心身二次元論」の刊行からなんと4年もの歳月が経過してしまい、その間にホームグラウンドである「コミックポプリクラブ」の執筆陣もすっかり様変わり。ガチ萌え絵の女性作家が幅を利かす現在の誌面ではこの人の正調アニメ絵はやや浮きがちな印象を与えるものの、筆致はあくまで愛らしく健康的でたいそう好ましい。
この訴求力の高い絵柄でものされる女の子たちは一部の例外を除きロケット級の雄大なバストと安産間違いなしのたっぷりヒップとをお持ちで、あどけないお顔とグラマラスな肢体との対比がなんとも扇情的だ。年齢的にもハイティーン~20代前半の黄金世代で訴求対象は広そう。みなさん通常時からちょっとほおを赤らめた感じの表情がキュートさを増幅させていてさらにグッド。
このほんわかしたタッチで掲載誌がポプリとくれば誰もがベタ甘ラヴコメストーリーを想像するところだが、読んでみるとたいへんコメディ色が強くてビックリ。前作でもお笑い寄りに振られてはいたけれど今回は完全にそれ一辺倒だ。ことに唯一のシリーズキャラもの「それいけ!! ココロ保健室」連作以外はみなある種の定型ギャグで物語が成り立っており、これがしんしん漫画最大の特徴となっている。
お話の冒頭でヒロインは思慕する男子とその友人(アフロ固定キャラ)が会話しているのを目撃するのだが、遠くからor話の途中からなので彼女にはなにやらエロワードしか耳に届かない。それを聞いて性的欲求を抱えているのだと勘違いした女の子がすっかりテンパって男子の股間にしゃぶりつき即座に合体→ドプドプ膣内射精され絶頂するも、事後に彼から真相を知らされ劇画フェイスで「え~~っ!!」と漫☆画太郎ライクにシメ。その内容が本当にくだらなくて、一例を挙げれば「彼はドM→女の子がエロ責め→MはTシャツのサイズのことだよ→え~~っ!!」だとか「彼はクリ好き→クリトリスいじりを懇願→好きなのは栗料理のことだよ→え~~っ!!」ってな具合。文字に起こすと脱力そのものだけれども、これが毎回テンポよくくり広げられるとなんだかクセになるのだ。
思いこみから暴走し女の子体当たりではじまるエロシーンは前作だとややヴォリューム不足を感じたのだが、特濃とまでは言わずとも黄色い楕円つきとして遜色のないレヴェルまで密度をアップ。また過半数のお話でヒロインの巨乳を活かしたパイズリ&フェラがフィーチャーされており、おっぱい星人にはたまらぬご褒美だ。大ぶりの肢体をゴリゴリ使役してよがりまくるおにゃのこの痴態に我々も興奮しきり。
愛する彼の目の前で自分から着衣を下ろし、たわわな2つの双丘をあらわにしてたぎる怒張をその谷間にサンドウィッチ。豊満な乳による圧迫と舌先による刺激とで即座に先走り汁を搾取。休むいとまもなく自分から屹立したままのシャフトに腰を沈めてアンアンよがりまくりだ。派手な擬音にまみれながら四方八方に淫語ばらまいて激しく性器どうしの摩擦運動をくり返し、感極まって絶頂を迎えんとするティーンエイジまんこの奥底へ大量のザーメンを叩きつけられて精液採取事業完了。
しょうもなさ炸裂のバカギャグはたしかに若干人を選ぶ要素ではあるのだけれど、テンプレ展開の萌えエロばかりで食傷ぎみのなか脳みそをすっきりリフレッシュさせてくれる貴重な存在だ。コメディパートを抜きにしてもたゆたゆボディが景気よく画面上を行き交う光景は眼福そのもので、ぜひいちどお試しいただきたい。今回収録のものでは幼なじみ男子の自家発電を目撃すべく潜入→H突入の「幼なじみはエコイスト」と、想い人の性癖(?)を又聞きしたヒロイン暴走「隣人は静かに舐める」でマイサンを激しく摩擦。

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