2012-10-26

今季のプロ志望届。

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-椿屋めぐる「マジカルメイクラブ!」マックス ISBN:9784863790797
話○ 抜◎ 消小 総合○

学業成就を期待してお参りした神社から出てきたのは巫女装束のツンツン神様で……本編&描きおろし後日談+独立短編9本。童顔巨乳萌えっ娘どもが自分からパックリと土手高まんこ開いては極太ちんこをぶちこまれてアンアンイキまくりの素晴らしき光景が眼前に広がる作者3冊めの単行本は当社からの初お目見えだ。
今年5月に上梓された前作「破廉恥乙女」から5か月と比較的短い間隔でのリリースとなったが、これは従来のホームグラウンドである一水社のほかに並行してマックスの「コミックポプリクラブ」/「コミックPフラート」に執筆した作品をまとめたもの。柚木N'Cuvieなど女性エロ漫画家にはやたらと筆まめな人が多いのだけれど、この作家もこれらの先達と早くも肩を並べそうなワーカホリックぶりで頼もしい限り。
少女漫画直系のキュートな絵柄で問答無用のガチンコファックをバリバリ描くという美味しいところ取りの作風だが、元来はBL/TL畑で活躍しており当初はキャラ造形も物語構造もそちらのノリを引きずっていた。2つ前のデビュー作「乳娘 -みるきぃがーる-」を読むとその痕跡が確認できるのだけれど、椿屋めぐるがえらいのはそこからさっさと脱却して野郎向けエロへの最適化をすばやく果たした点。妙な気取りや要らぬこだわりをスパッと捨て、いい意味で萌えヲタに媚びたスタイルを即座に身につけたプロ意識の高さはまっこと尊敬に値する。
元来ロウティーンから子持ち主婦までなんでもこなせる人だが、今作は後述する理由で年齢不詳の女の子がやたらと多い。ただ既刊のヒロインたちと比較するとハイティーン~20代入りたてくらいの感じか。ょぅι゙ょ/ボンキュッボン2形態制を採る1本を除けばみなさんあどけないフェイスに巨大なおっぱいという椿屋めぐる黄金パターンのキャラメイクがなされており、さらにツンデレに気弱系、元気っ娘にマイペースタイプという具合にそれぞれ性格づけを違えて多種多様なニーズにお応え。
そしてマックス参戦初期に描かれた数本を除けば彼女らの多くにサンタさんやらウサミミっ娘、人魚に貧乏神や精霊さんといった人外属性が加わっているのが本作において特徴的な部分だ。一水社で描いているものはJKやOLに主婦など続柄的には普通な代わりに母乳分泌や露出など性癖で変化をつける感じだったのが、こちらはそうしたフェティッシュな要素が薄まったぶん突飛な設定で代償としているかのよう。ストーリーラインは非常にオーソドックスな1on1の和姦エロながら、かような飛び道具的ギミックの逐次投入でユーザーを飽きさせない配慮がなされているわけだ。
ヒトならぬ彼女らもいったん恋に落ちてしまえば犯ることは人間たちとなんら変わらず、乳首やクリトリスなどエロパーツの各部をピンと屹立させてはぷっくりまんこにたぎる剛直をゴリゴリねじこまれ涙ながらによがり狂う。巨大な双丘をブリブリ揺らし粘膜どうしをハードに摩擦しあいながら愛らしいフェイスをトロトロにしてハートマークをまき散らすさまがかわいらしくもエロっちい。
みずから着衣をずらし反則級のダイナミックボディを白昼堂々さらけ出してはステディな男子に発情しきった顔を向けヒロイン挿入をおねだり。それではと血管ピキピキの暴れん棒をミチミチ音を立てて彼女の蜜壷へダイヴインだ。たちまち随喜の涙を流し派手な擬音を発してはきゅんきゅん膣内を収縮させておにゃのこすっかり桃源郷。愛する彼の背中をだいしゅきホールドしながら子宮の奥底めがけたっぷりと白濁液を叩きつけられて幾度となく絶頂だ。
直近作や巻末描きおろしパートでは女の子の造形がキュートよりはビューティ方面へ振れてきているのがやや気がかりではあるものの、かわいらしさ全開の巨乳っ娘がガッツリハメまくられるギャップ萌えが勃起中枢を快く刺戟してくれる良質の抜きツールだ。流れるようなおぐしやら繊細な瞳の造形など男性作家には出せないタッチはこれからも強力な武器たり得るはずで、一水社でのマニアックエロ路線とこちらでのイチャラヴ三昧との両輪で今後も末永くわれわれの股間を楽しませてもらいたいもの。俺的にはドジッ娘貧乏神ちゃんのけなげなご奉仕ぶりがたまらんですたいな「貧乏なんて怖くないっ!」と、南国褐色娘と甘くえっちな初体験「ワイルド×キュート」がことのほかお気に入りでございます。

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