2012-09-16

今週のパワー・スポット。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-朝倉満「痴女えれくと!」エンジェル出版 ISBN:9784873064406
話○ 抜○ 消小 総合○

親の経営する下宿の管理人を任された主人公は個性的すぎる住人たちの暴走に日々振りまわされちんこも大変長編5話+独立短編5本+フルカラーショート1本+巻頭イラストギャラリー。流麗なボディラインの食べごろガールズ&レディースがドエロい肢体をくねらせハードにつがいながらのぼりつめてゆく光景がなんとも淫猥な作者通算4冊めのコミックスだ。
2010年11月刊の前単行本「みこなぶりっ」から若干長めのインターヴァルが経過したが、今回も既刊同様に読み手の勃起中枢をダイレクトドライヴのすばらしき表紙で迷わずデフォ買い。ただほかにいくつか同時発売の単行本があったなかでこれだけが帯なしで売っていたのはちょっとかわいそうだったぞ。編集的にはあんまり重要視していない作家なのだろうかとついよこしまな妄想をたくましく。
ともあれいささかオーセンティックながら端整で品のよい絵柄でもって頭身高めボンキュッボンの日本人離れしたゴージャスな肢体のヒロインを大量投下のヴィジュアルは当初から変わらぬ武器。以前は人妻や母親などかなり年齢が上方向で年少好きの自分にはハードルが高かったのだけど、前作あたりからティーンも投入してくれるようになり俄然マイちんこも元気に。今作もJKから子持ちママンまでヒロインの年齢層は比較的ワイドレンジながら造形はわりかし若寄りで熟女苦手の俺も安堵。
本格的なレイプネタや官能小説ライクな堕ちものなどウェットでダークなお話が誌面の多くを占める「エンジェル倶楽部」にあって、軽快で明るくときにはギャグの暴走もいとわないこの人の存在はちょっと異質。古式ゆかしい半劇画絵といま風のアニメ系のそれとのジョイント役を果たしている絵柄といい、同誌のなかで独特の存在感をかもし出すことに成功している。今回は巻末に1本だけモロにエンジェル倶楽部テイストな強要系エロも収録されているのだけれどおそらく雑誌の方では他の執筆陣のなかに埋没しそうな感じで、やはり本質的にはコミカル路線の方がジャストフィット。
本作のメインコンテンツである連作「袴田荘の非日常」はまるで「めぞん一刻」みたいな変人どもの梁山泊だし、貞淑そうでいてじつはド淫乱なシスターの行状を少年の視点から描く「シスターエレナさま」やアイマスク女装ヒゲ親父が商売道具で性戯伝授の「玩具屋錠一郎」など、長編/短編ともギャグ漫画のフォーマットを踏襲しつつエロを組みあわせる手腕は天下一品。なつかし系の絵柄に合わせてか笑いを取るネタもどこか古典的なのがまたオサーン世代にはうれしいところだ。
むろん抜き漫画であるからにはエロシーンこそが本線であり、そこはハードコアで鳴らす当社でずっと活躍する作家だけあり手抜かりはない。やや垂れぎみながら大ぶりの乳房をハードに揉みしだきキュッとしまった腰をガッチリホールドしながらぷっくりまんこへゴリゴリジョイスティックを突き入れる一連のシークエンスをひんぱんにアングルを切り替えながら詳細中継の濡れ場はゴージャス&ダイナミック。女の子がみなセックスに積極的でちんこを出し入れしながら気持ちよさそうにイキまくる洋ピンライクなファックがスポーティで心地よい。
すみやかに発情しサクサク着衣を脱ぎ散らかして巨大なバストを男の背中に密着させながら女子どもはおもむろに下半身にしゃぶりつく。2つの双丘に圧迫され舌先で尿道を刺激されて辛抱たまらず先走り汁を放出だ。休む間もなくこんどは自分から観音様をご開帳したぎる怒張をみずから導いて往復運動をスタート。粘膜どうしを激しく摩擦しながら小刻みに嬌声を放ちアンアンもだえまくるヒロインのはしたないお姿に興奮しきり。呼吸を荒くし陶酔しきった表情で絶頂を迎えんとする彼女らの内奥へ締めくくりに大量のザーメンを放ったその刹那男女そろってテクニカルノックアウト。
萌えっぽさには欠けるのでエロ漫解禁したての若人向きではなく、かといって劇画的ねちっこさとも方向性が違ってと微妙に訴求対象が狭そうではあるものの、濃厚ファックとコミカルな作品世界とが互いにジャマせず上手くミックスされていて脳みそにもちんこにも好感触。エンジェル倶楽部においては傍流ゆえ風当たりも強いかと思うがぜひこのすばらしき芸風を貫いてもらいたいものだ。今回収録のものでは表紙にも登場の金髪碧眼シスターがまさしく性母のごとく神の御前で乱れまくりの「シスターエレナさま」で愚息をハードに使役しましたです。

0 件のコメント:

コメントを投稿