2012-07-16

今週のラジカル・ガジベリビンバ・システム。

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-チバトシロウ「好色グラマラス」エンジェル出版 ISBN:9784873064291
話○ 抜○ 消小 総合○

ひょんなことでレディコミ作家な実母の担当編集になった主人公が彼女や女アシ'sの欲求不満を身体で解消中編3話+ドエロい女上司とオフィスで着エロ連作2本+独立短編5本。フェロモン過剰分泌のエロメスどもがセクシーダイナマイツボディを誇示しながら派手にイキまくりのド迫力セックスを腹いっぱい味わえる作者通算6冊めにしてこの版元からの初コミックスだ。
去年2月発売の前単行本「きゃんでぃ☆はうす」からおよそ1年半のインターヴァルを経ての新刊リリースは早すぎずゆっくりすぎずの業界平均ペース。初出一覧を参照するに収録作の執筆時期は2009-12年とわりかしワイドレンジゆえ絵柄のブレはハッキリわかる部類であるものの、まるでアメコミみたく硬質な主線とこちらはいかにも日本的なディテイル処理の繊細さとが上手くミックスされた質の高いヴィジュアルは昔から変わらない。
このソリッドな筆致はとりわけ妙齢の大人女性を色っぽく描くのには好適で、実際に今回も大半の物語では職業婦人やら母親やらのおっぱいボイーンお尻ドドーン頭身高めモデル体型のアダルトさんズが大活躍。ただこの人にしてはめずらしく乳ひかえめティーンが1名いて10代女子大好きっ漢の俺歓喜。今後とも年少キャラが主流になることは絶対ないだろうが、そちらも魅力的なだけにたまには投入してもらえると重畳。
ピーカン晴れのイチャラヴから強姦輪姦満漢全席までどんなタイプのお話でも描ける作家だが、今回は過半数の作品がコンビニ売りの故「メンズヤング」を初出とするだけに比較的ライト和姦寄り。しかしながらえらくダークな雰囲気がただよう表紙がおごられむやみに扇情的な惹句が添えられるのは、ひとえに少数派である「エンジェル倶楽部」掲載分がガチのボンデージ調教系ハードコアエロだから。ただまあ明暗どっちも基本的に女子側の強い拒絶反応はなく最後は気持ちよさそうにアンアンよがりまくってくれるので、快楽重視という一点では共通しているといえようか。
恰幅のよい肢体をのびのびと活用しフィジカルなセックスにいそしむ濡れ場は男子サイドまで筋骨隆々なこともあり日本人離れしたスポーティなもの。コントラストの強い画面構成に加え淫語やら嬌声やらを機関銃のごとく連射するものだから密度の濃いことこのうえない。デカチチをブリブリ揺らし安産型ヒップを派手に突き出しながらほおを染め汗と涙とヨダレにまみれてこみ上げる快楽にもだえ狂うヒロインズのはしたない痴態を立錐の余地なく絨毯爆撃するさまは圧巻のひとこと。
ロケットおっぱいの先端からこれまたみごとに飛び出たニップルを指先でいらい倒しながらもう片方の手は下腹部の茂みへと差しこまれ糸を引くまでそこをグチャグチャかき回す。すっかり濡れ準備万端の蜜壷に如意棒をジョイントさせるとたちまち彼女ら忘我の態でアヘりまくりだ。全身汗みずくになりながら幾度となく内奥をえぐられてほとんど茫然自失の牝犬どもへ最後は大量の白濁液を子宮の底めがけ叩きつけてフィニッシュ。
一部のお話でコンビニ準拠→マークつきレヴェルへの性器加筆がなされていないのは画竜点睛を欠くものの、ガタイのいい女子が画面狭しとフルスロットルアクメる光景はとにかく豪華絢爛だ。作品傾向もカヴァーイラストの印象ほどダーク一辺倒でなくバランス型なので、つるぺたスキーにこそ絶望的に不向きだがわりと幅広く受容できるはず。個人的には喜怒哀楽豊かな幼なじみ眼鏡っ娘がたいそうグッドな「花咲くドンブラコ!」がファーストチョイス、あとキャラ単品で巻末中編「ようこそ! Alice館」のパツキンそばかす女子・シェリーにマイ経絡秘孔貫かれまくり。

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