2012-07-28

今晩のポンチャック大百科。

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-松波留美「まにあっくヴァージン」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799202876
話△ 抜○-△ 消小 総合△

アイドルに人妻に魔法少女に潜入捜査官とさまざまな女の子をちんこパワーで快楽の淵へ堕としてゆき短編全8本。キュートな笑顔の爆乳ヒロインズを精液まみれにしてよがり狂わせてゆくキルタイム伝統の凌辱三昧でお送りする作者9冊めのコミックスは成年指定の第3弾。
去年末に発売の前作「まいどる」からは半年強といつものごとくの量産ペースだが、昨今はお仕事の大半が慎太郎シール誌ゆえマークなし物件が続いており、黄色い楕円単行本としては2010年刊の「着装プレイ」以来。
週刊作家並みのハードスケジュールを遅滞なくこなすこの人もガチ成年誌での執筆機会を徐々に減らしているため、今回収録のものもいちばん古いのでは4年前とだいぶ以前のものまでかき集めた拾遺集的なつくり。いずれも初出は同社のテーマアンソロでふだんそっちに縁のない自分は見たことのない作品ばかりゆえ通常よりワクワク感はある。
ティピカルなアニメ絵でおっぱいボイーンお尻ドドーンの爆裂ボディっ娘ばかりを大量生産の作風はマークの有無を問わないが、無粋な年齢制限のせいでヒロインが18歳以上限定となるコンビニ売り誌に比べて明らかに年少キャラが増えているのはティーン大好きっ漢の自分的に大いなる福音。とはいえ熟女設定でもフェイスは思いっきり童顔に描く人なのでもっと極端なロリ設定でないとあんまりありがたみはないかも。
ストーリーの方は一種独特のミーニングレスネスを獲得していたライトエロワークスとは違って、強制露出だの痴漢だの性転換だのと版元の提示したテーマに沿った無難なお仕事。スケベな若人のツボをキッチリおさえた構成で過不足ないデキではあるものの、松波留美ならではの破天荒な展開を期待すると起承転結がふつうにあるぶんもの足りないというか。ただ近ごろすっかり能天気和姦ばかりだったところに凌辱メインのこちらを提示されると新鮮なのは間違いなく、たまにはレイプもいいよね! という気分。
ムチムチツヤツヤの肢体を好き放題に蹂躙するエロシーンはさすがマークつきならではの充実ぶりで、抵抗するヒロインを容赦なく組み敷き強引にまんこくぱぁしながらゴリゴリ暴れん棒をねじこんでゆくさまがたまらなく勃起中枢に響く。屈辱と快感の入り交じった複雑な表情ではしたなくイキ狂う光景が自家発電を大いに勇気づけてくれるのだ。
服の上からでもはっきりわかる胸のふくらみを改めて白日のもとにさらし乱暴に揉みしだきつつ下腹部への電撃侵入作戦を同時に敢行する。たちまち子宮の奥までえぐられて愛らしいお顔をすっかりとろけさせる彼女の痴態の一部始終を堪能しながらちんこでふさがれた上下のお口も前後の穴にもスペルマを大量にぶちまけて恥辱の宴はようやく終わりを告げる。
個人的忌避要素のTSネタがあったため一部評価を下げたけれど、抜きツールとしてはウェルメイドでベッドサイドのお供には好適。ただぜいたくを言えばせっかくコンビニ売りでないガチエロ媒体なのだから、もう少し各回のページ数を増やしてもらいより濃密なファックを味わいたかった。あとこの作家の描く物語のノリとしてはどうやら超展開当たり前の双葉社物件の方が好みだとわかったので、成年仕事でも同じようなテイストのを執筆してくれたらうれしいなあ。今作のなかでは召喚した悪魔っ娘をたぎる怒張で征服のライト凌辱話「あくまでお馬鹿」がコンビニ松波作品に近くて好き。

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