2012-06-21

本年度の中間発表。

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-チドリヌ「恋想オトメ」マックス ISBN:9784863790735
話○-△ 抜○ 消小 総合○

遠い存在になったと思いこんでいた国民的アイドルの幼なじみ女子と互いの気持ちを再確認本編&描きおろし後日談+独立短編9本。キュートすぎる萌えっ娘どもが愛らしいフェイスを真っ赤に染めおずおずとまんこおっ広げてはゴリゴリ怒張をねじこまれイキまくりという全男子垂涎の光景がどこまでも広がる作者処女単行本だ。
数年前からこれまで以上に露骨に萌えシフトを敷くようになった「コミックポプリクラブ」/「Pフラート」のまさにその路線を体現するかのような少女漫画/エロゲ絵のハイブリッドで糖度1000%のイチャラヴ三昧の芸風をウリとする作家。金太郎飴のように酷似したテイストの執筆陣がズラリと並ぶなか、この人の描くたいへんキャッチーな童顔巨乳ヒロインズはマイちんこにドストライクゆえ今回単行本化の報を聞きいち早くウィッシュリストへ。
昨今のマックス各誌で活躍する漫画家のテンプレートな部分――女性作家の手になる繊細な筆致で野郎ドリーム実現のラヴラヴ和姦を展開――を忠実に踏襲しつつ、女の子の造形をいっそうロリ方向に振り逆に乳はかなり多めに盛ってと差別化を図る。年齢設定こそハイティーン中心に人妻もありとそれほど低くないのにみなさん顔立ちがえらく幼くて青い果実スキーの自分的には大いに福音。それでいておわん型の巨大な双丘がぽよんと激しく自己主張してくるのだからたまらんとですよ。
収録作品の執筆時期は2009-12年といくらか幅はあるけれど、初期の段階で作画のベースはあらかた固まっており新旧間での極端な違和感はない。まあ最古の2009年の原稿だと若干バランスが怪しげだったりもするのだが、直近のものや単行本用に描きおろしたカヴァーイラスト類などは文句なしのできばえ。いかにも2次元らしいちょっと不自然なふくらみのバストがむしろいい感じに興奮を励起せしめるのだ。
物語進行は例外なく1on1のベタ甘ラヴコメで、ダークな要素を最後のひとかけらまで注意深く排除し砂糖菓子のみで構築されたワンダーワールドを演出する。のっけから好感度MAXな先輩やら同級生やら幼なじみやらと両想いなのを確認するやいなや即座に本番突入のスムーズな展開で濡れ場に充分なページを割く配慮もうれしい。あまりにもタナボタすぎて若干恋愛の情緒に欠ける作品もいくらかあるものの、精液分泌支援にプライオリティを置く抜き漫画としてはこれで正解だと思う。
好青年と純情ガールのベストカップルが熱いキスを交わしたのち彼女のたわわなおっぱいを即座にまろび出してスタートのエロシーンはたいそう実践的。ピンク色の乳首に吸いつく旅甘い吐息をもらすおにゃのこの恥ずかしげな表情が勃起中枢をハードヒット。スレンダーな体つきなのに乳のみ突出し景気よく揺れる光景が読み手の内なる情欲をかき立てて止まない。
エロパーツへのクリティカルな攻撃に敏感に反応しすっかり濡れそぼった少女の蜜壷をすみやかにご開帳しつつ暴れん棒をフェードインさせると彼女らたちまちハートマークを乱舞させ身もだえだ。瞳をうるませ随喜の涙を流しながら小刻みに嬌声をあげるさまがじつにエロっちい。激しく腰を使うたびきゅんきゅん膣内を締めつけてしきりに膣内射精をおねだりする彼女のリクエストにお応えし、ラストは大量の熱い飛沫をティーンエイジまんこの奥深くへドプドプ叩きつけ作戦完了。あふれた精液をコポッと逆流させながら呼吸も絶え絶えにクタッと横たわりセックスの余韻にひたるヒロインの艶姿にぼくらも再度エレクチオン。
デザインはほぼ固定で髪型くらいしか差別化要素のないキャラ造形やカラー/モノクロ原稿の仕上がりのギャップなど気になる点もなくはないが、ロリ顔巨乳女子がふだんの清楚ないでたちから一転エロエロに乱れるという、いわば萌えエロの原点に忠実な作劇はベタながら破壊力抜群。一部あったぶっかけなどをナシにして全編中田氏フィニッシュにしてくれていたらさらに評価をアップしたところだ。俺的には路上で女の子に突然遭遇→自宅でお団子ごちそうしたら速攻で発情してくれてガチンコファックの「僕たちのひみつ」と、幼なじみ同士の生真面目女子×自由奔放男子が首尾よく結ばれ「放課後どきどきTime」で気持ちよくジョイスティックを酷使。

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