2012-05-11

本日のストロベリィ・スレイライド。

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-ジェームスほたて「新妻のそだて方(1)」少年画報社 ISBN:9784785938345
話○ 抜○-△ 消大 総合○

意に沿わぬ政略結婚で同居をはじめた2人だけど徐々に心もカラダも絆が深まって表題作長編7話(第1-7話、以下続刊)。マークなし。純真無垢な若奥さまをエロエロに開発しちんこの虜にしてゆくという全人類男子のドリーム実現な作者最新単行本だ。
この人は元来ガチ成年誌でバリバリ活動していたのだけれど最近は慎太郎シール誌やエロ抜き作品へ徐々に拠点をシフトしており、今作もコンビニ売りの「ヤングコミック」掲載のものを収録。同誌での前連載作品「愛恋千鳥」は2011年1月発売の1巻および同年10月刊行の2巻と続けざまレヴュらせてもらったが、そこからほとんど間を置かずもう新作がコミックス化されてうれしい悲鳴。
初期からの丸顔キュートなアニメ絵はここ数年でまたひとつメタモルフォーゼを果たし、むやみに描線が艶っぽくなると同時にバストやお尻の光沢を強調するようなトーンワークが施されるようになってチンピク度が大幅アップした。それなのに黄色い楕円作品の供給が途絶えてしまったのは残念きわまりないのだけれども、そのハンディをものともしない無類のやらしさがヴィジュアルから立ちのぼっている。
前述の「愛恋千鳥」が本命を置きつつその他攻略可能な女子もちりばめていたのに対し、こちらは現在のところカヴァーにも登場の主演女優・ちまさんの単独ヒロイン制。これじゃ長丁場が保たないのでは……と感じるかもしれないが心配ご無用、まー彼女の盛りに盛られたキャラ造形ときたら凶悪そのものですよ。あどけないフェイスなのに裸ワイシャツからこぼれるロケットおっぱいが目を惹くちまさん、世間知らずのお嬢さまで家事は壊滅状態だわ家に引きこもってばかりだわのダメっぷりをさらすかと思えば、ビジネスでは超有能であらゆる言語を使いこなしMBAも取得済みという完璧超人というピーキーすぎる設定に二の句が継げない。しかしこのアンバランスな生きものが無邪気に笑ったりふっと拗ねてみせたりする光景がじつに庇護欲をそそるのだ。
そんなちまさんと添い遂げるハメになった超幸せものの主人公が彼女をおもに美味い料理とねちっこいセックスとで手なずけてゆくのが本作のメインテーマ。エロ漫画なので前者はこの際措いといて、ちまさんのむっちりボディをじっくりと自分色に染めあげて官能の悦びに目覚めさせるプロセスの詳細描写にきっちりフォーカスし決してブレない姿勢がすばらしい。そんな主エピソードと同時進行で彼ら彼女らの性格形成に至った逸話だとか周囲を取り巻く人たちの情景を積み重ねていくことで物語にぬかりなく分厚いバックグラウンドをこしらえる(しかし必要以上に主題へ侵蝕しない)プロの技が光る。
大前提としてマークなし物件ゆえ濡れ場総量はそう多くなく、また処女だったちまさんを無理なくゆっくり快楽へと導くために序盤は挿入に至らぬ回もあってエンジンのかかりは遅いのだけれど、いったん彼女がえっちの良さを知るようになればジェームスほたて最大の武器である激エロなアクメ顔連発で一気に読者の勃起中枢を乱れ撃ち。知識は持っていても実践はサッパリだったちまさんが羞恥に顔を真っ赤に染めながらも肉体の快い部分を刺戟されて次第に甘い吐息をもらしはじめいつしか全身汗みずくで激しく身もだえしハートマークを四方八方にばらまく痴態がもう辛抱たまりません。巨大な白抜き修整を上手にかいくぐった断面描写もすばらしく、これでもし成年誌準拠の薄トーンだったらどれだけ強烈な精液分泌支援装置となるか空恐ろしいほど。
たゆたゆの巨乳を好き放題にまさぐりながら下腹部をオープンセサミすれば、ちまさん淫肉をヒクつかせて挿入をお待ちかね。えっちな言葉責めに泣きそうな顔してほおを赤らめる彼女のリアクションに嗜虐心もすっかりMAXとなり、ついつい乱暴にちんこをねじこんでしまうのが男の性。ハードに膣内を突き上げるたび覚えたての快感によがり狂うちまさんのイキ顔を存分に堪能しつつ、シメは彼女の最奥部めがけいますぐ孕めとばかりに大量のザーメンを種つけして夫婦の営み全工程完了だ。
多彩な要素をぶちこんだもののアクシデントにより消化不良となった前作と比較してストーリーの構造はシンプルになったが、そのぶんお話の軸が明確になりファックの濃密度も増してとプラス評価。今巻終盤でかき回し系新キャラ投入がなされてはいるものの、自分的にはこのまま抜き担当はちまさん1人で最後まで押しとおしてもなんら問題ないと思うので変に修羅場らないのを祈りたい。お嬢さまだからって黒髪ロングになどせずザックリ短めの髪型にしてるのもマイ経絡秘孔直撃だし、この物語では彼女以外でちんこしごきたくないです!

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