2012-04-06

今宵の転向声明。

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-ひょころー「かくしデレ」ヒット出版社 ISBN:9784894655515
話○ 抜◎-○ 消極小 総合○

突然やってきた弟の同級生女子はなぜか主人公にやたらと敵対的で……表題作本編&フルカラーショート後日談+短編8本。やわこいビックバストをブリブリ振りまわしながら膣内深く中田氏キメられて絶頂に達しまくるキュートなヒロインズの痴態を腹いっぱい味わえる作者初単行本だ。
書店店頭で圧倒的に目を惹くむやみに扇情的な表紙のインパクトに負けず劣らず中身の絵柄もたいそうキャッチー。ザックリした筆致でものされるオタ/オサレ絵のほどよいハイブリッドは仮にアニメ化でもされたらとても画面映えしそうだ。ほかにも表情のディフォルメ具合とか描き文字の乗せ方とかそうしたディテイルの部分がセンスいいなあと思わず見ほれてしまう。
収録作品の初出を見ると2本のみ2008年であとはここ1年ばかしのものといくらか隔絶があるのだが、おかげで近作における質感の飛躍的アップがはっきりと。描線自体に極端な変化はないのだけれど、乳やまんこなどエロパーツ周辺のトーン処理が目に見えて緻密になっている。これによりボンキュッボンのグラマラスな肢体に得も言われぬ柔らかさが加わりチンピク度アップに貢献しているのだ。むっちりともぽっちゃりとも違う独特のテクスチャは顔の造作こそまったく違うけれど睦茸のボディワークを思わせる弾力感。
そんなつややかな肢体を標準装備の女性陣はハイティーン主体にプラマイ数歳といったところで、そろいもそろって乳サイズは大きめなのに胴体はキュッと締まってとすばらしきプロポーション。タイトルや帯ではツンデレ推しをしているがその他元気系も尽くすタイプも上手に描きこなしヒロイン造形も自由自在だ。コロコロと喜怒哀楽をあらわにする豊かな表情も愛らしく、こういうのを見てると非エロにさっさと持っていかれそうで心配で心配で。
このキュートな娘さんたちが乗っかる物語は後半にある乱交もの/NTR系各1本を例外としてそれ以外は甘々仕立てのタイマンラヴ。とりわけ片想いor両片想いの男子女子が念願かなって結ばれカップル成立に至るパターンを得意とする。その表出のしかたが明快か隠しているかの違いはあるけれど、いずれも最終的には2人して互いの気持ちに気づき熱いキスを交わしながらメイク・ラヴだ。セックスのさなかようやく熱い恋心を隠すことなく言葉にしてぶつけあう光景に思わず心のなかの失われたアドレッセンスな時間を呼び起こされること必定。
むろんエロ漫画であるからにはファックシーンもおこたりなく、魅惑のたゆたゆおっぱいをフル活用した濡れ場の迫力はワンダフルのひと言。ことに着衣を乱暴に引っぺがした刹那女の子の巨大な双丘がプルルンとこぼれるさまはキング・オヴ・眼福だ。汗まみれ粘液まみれになりながら性器どうしの真剣勝負をくり広げつつハートマークを断続的にばらまくその痴態に愚息も辛抱たまりません。
ラージバストの谷間にシャフトをはさみこみプニプニの弾力を楽しみながらまずは上のお口にザーメン注入。すぐさま下腹部に攻撃対象を移しグイグイと暴れん棒をインサートすれば彼女らもたちどころに全身をビクつかせ随喜の涙を流して快楽のとりこだ。陽物を往復させるたび内壁がきゅんきゅん収縮し締め上げを増していくさまを適宜断面図を織りまぜながら詳細生中継する。2人してきつく抱きあいながらねっとり舌先をからめラヴワードの応酬にいそしむうちヒロインも絶頂間近。ラストははしたないイキ声をあげ続ける彼女の子袋を白くねばつく液体でたっぷり満たしてやり任務完了だ。大量の精液を受けとめて事後呼吸を荒くしながらグッタリ横たわるおにゃのこの蜜壷からゴポッとスペルマが逆流する情景がまたエロティックでよろしいのですよ。
クセは強いもののひたすら華やかなヴィジュアルと恥ずかしげもなく行き交う愛の言葉、種つけしてる感あふれる膣内射精シーンと個々の要素はいずれも水準以上でまとまりも上々。初期作数本と直近のものとの作画ギャップによりわずかに抜き評価を変化させたが処女作としてはほとんど文句のつけようがない。野球でいえばリードオフでなく間違いなくクリーンナップを打つタイプで、今後はいずれ雑誌の看板を背負うこととなろう。今回収録分では表紙や巻頭カラーでも大プッシュのポニテ吊り目ヒロイン・ののかちゃんの年齢に似合わぬ反則級ボディ乱れ撃ちなタイトル・チューン「かくしデレ」シリーズがやはり最強でしたなあ。ツンデレとか別に好きじゃない俺だけどこの娘のベタなリアクションにはやられっぱなし。

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